ひさピン on LIVE STREAMING

2024年3月16日(SAT)
追浜 フォーク酒場 ぼっけもん


いつも遊ばせていただいている追浜のフォーク酒場ぼっけもんでは、毎月1回生配信ライブを行っている。
マスターの靖さんから何度か出演のお誘いをいただいたが、スケジュール的な都合はもとより、「生配信」という未知の領域に足を踏み入れる事に気後れしてしまい、これまで実現に至っていなかった。

今年になって、あれこれライブスケジュールが決まり、それじゃ宣伝も兼ねてソロで挑戦してみようかという心の余裕が生まれた。
靖さんに確認したところ、3月の配信ライブに空きがあるとの事だったので、思い切って出演させていただくことにした。

時は3月16日の土曜日。
翌日にSkywriterの定例ライブがある事をすっかり忘れていたので少々焦ったが、まぁ何とか形にできるまで練習もできたので、当初の不安もいくらか解消した状態でお店に向かった。

配信開始は午後1時半からだが、12時半前にお店に到着すると、既に他の出演者全員のサウンドチェックが終わろうとしている。
喉を適度に潤したところで自身のサウンドチェックに臨み、その後はリラックスした雰囲気の中で開演の時間を待つ。

そして定刻の13時20分に配信スタート。
まずは店主の挨拶と本日の出演者全員の紹介があり、そのまま靖さんがトップバッターとしてステージに上がる。
実は靖さん、療養が想定外に長引き前日までお店を休んでいたので、正直今回のライブも開催が微妙だったのだが、元気にステージに上がった姿を見て一安心。
心配していた人も多かろうと、速攻SNSで拡散。(笑)
時節柄「卒業」をテーマにセットリストを組んだ靖さんのステージだったが、病み上がりとは思えない安定感。
何よりも、音楽を楽しんでいるその姿を観て、何だかとても嬉しくなってしまったのは私だけではない筈。

続いてステージに上がったのは、ぼっけもん常連のマーチン盛本さん。
聞けば、今回のライブ出演者に欠員が出た為、急遽マスターから依頼を受けての出演だとか。
急なオファーにも関わらず、いつもと変わらない堂々とした唄いっぷりは流石!

3番目に登場したのは、マスター靖さんの高校時代の後輩、久保さん。
年季の入った渋〜いGibsonギターを爪弾きながら渋〜く唄う姿は、何とも言えない世界観を醸し出している。
う〜ん、とても年下とは思えない。(笑)

続いて登場したOKAJI with JUNKOはガチガチの実力派。
ソロシンガーのOKAJIさんに絡むJUNKOさんのピアノが絶妙で、表現力は一枚も二枚も上手といった感じ。
いや〜、魂の入ったステージを観させていただいた。

そして今回のトリを指名されたのが私ひさ。
正直、俺でいいのか!?という思いもあったが、ご指名いただいたからには精いっぱい努めなければ!
久し振りのソロステージなので、さて何を唄おうかとあれこれ迷ったが、ここは季節的に「卒業」だろ!
…と安易な発想でセットリストを組んでみたが、やっぱりコンセプトは靖さんと被ってしまった。(笑)
まぁでも今回は全曲オリジナルを並べたので、曲が被ることもなく、ここまでは想定内。
「卒業」と、そこから連想される「同窓会」、そして「学生時代を懐かしんだ曲」を物語的に5曲並べて組んだセットリストは、結果的にどれも同じような曲調になってしまったので、きっと聴いている方は面白みに欠けてしまったことだろう。
オリジナル曲もバラエティに富んだものが作れるよう精進しなくては…。
普段はお客様やら音楽仲間が温かく見守ってくれる中での演奏だが、配信となると雰囲気はガラッと変わっていつになく緊張するステージに…。
まぁそれも唄っているうちに温まってきて、大きなミスをすることもなく、最後は気持ち良く終演。
たまにはこういう雰囲気の中で唄うのも刺激があっていいかもしれない。

という事で、今回の配信ライブは滞りなく終了。
最後は出演者全員がステージに上がり、テレビ番組のエンディングさながら「サヨナラ〜!」と手を振って配信終了となった。

いや〜、しかし楽しかった!
案ずるより産むが易し!?
配信ライブ、クセになりそう…。(笑)

この時の模様はアーカイブでいつでも観れるので、お暇な方、観そこなった方は是非アクセスして下さい。

アーカイブ動画はこちら  ※私は2時間46分頃に登場します。



■演奏曲目

■共演

卒業

時空少年

遠い日のイラスト

いつか旅立つ君へ

三枚橋の天守閣




マーチン盛本

久保

OKAJI with JUNKO



 ライブレポート表紙に戻る