岸壁ユニット Presents ! 空と海に誘われて Vol.10

2023年9月17日(SUN)
横浜 Piano Cafe & Bar - Skywriter


岸壁ユニットがホストとなって、毎回選りすぐりの素敵なミュージシャンをお迎えして開催するミニライブシアター、「空と海に誘われて」。
2022年6月に始まり、原則隔月で行ってきたこのライブも、お陰様で10回目の公演を開催するに至った。


これもひとえに、店を潰すことなく守ってきた相方にしやんと、参加してくれたミュージシャンの方々、そしてお店に足を運んでくれたオーディエンスの皆様のご協力の賜物と深く感謝する次第。
この先も気力体力の続く限り開催していければと思っている。

と、堅苦しい挨拶はこれくらいにして…。(笑)
記念すべき第10回目のメインパフォーマーとしてお招きしたのは、相方にしやんの古くからの友人であり、岸壁ユニットとしても長くお付き合いさせていただいている「Bitter Smile」のお二人。
オールマイティなマルチプレーヤー・しんさんと、ちょっとハスキーでパワフルなボーカルが魅力の女性シンガー・ひとみさんの2ピースユニットだ。
日頃精力的にライブ活動を行っているこのお二人、音楽の幅も広いし、その実力は相当なもんである。
そんなお二方をお迎えして久々に腕が鳴る岸壁ユニット…その気合が空回りしなければいいのだが…。(笑)

9月だというのに連日の猛暑…この厳しい状況の中でも、ありがたい事に今回もほぼ満席のお客様にお越しいただき、定刻の午後2時にライブスタート。

まずは例によって露払い岸壁ユニットの「Piano Man」で幕を開ける。
ビタスマさんのお客様で埋まるだろうという予測のもと、客席に岸壁のお客様が少ない事を想定して、毎度おなじみの鉄板セットリストで臨む。
いや、決して手抜きという事ではなく…ビタスマさんに失礼のないように安定的なナンバーを並べたということで…。(爆)

と言いつつ、ふたを開けてみるとこれがミス連発!
実を言うと、前日2件のイベントをハシゴしてグデグデになってしまった事もあり、朝からちょっと不調…。
本番に入ってもどこか意識が浮遊してしまい何をやってもチグハグ…歌詞は飛ぶわコードは飛ぶわで、お客様にはさぞ不快だったのではないかと反省しきり…。
いや〜、またやっちまった!?
もう還暦なんだから少しは自重しないと…。(爆)
それでもお客様はみんな温かく、思いっきりのミスも見て見ぬフリ?して最後までお付き合いいただき、何とかメインパフォーマーへバトンを繋ぐ。
 

そして登場した「Bitter Smile」のお二人。
いや〜、個々のパフォーマンスが凄い上に、それがシンクロしたステージは本当に見応えがある。
いつもながら、しんさんのトボけたトークも面白いし、ひとみさんの歌声には毎回聞きほれてしまう。
セットリストも客席が飽きないよう厳選されており、居心地の良い空間を見事に作り上げている。

まさに「パフォーマンス」という言葉がピッタリで、歴戦の兵の余裕さえ感じるそのステージは流石のひとことだ。
前述したように精力的にライブ活動を行っているので、今回ご覧になれなかった方は是非どこかで体感してほしい。

という訳で、今回も小一時間のステージはあっという間!
名残惜しさを残しながらも大盛況のうちに終演となった。

ビタスマのステージ終演後、恒例のアンコールセッションは「Yokohama Honky Tonk Blues」をセレクト。
にしやんのピアノとしんさんのギターに乗せて、ひとみさんと私で気持ち良く唄わせていただき、10回目の空海を締めくくった。

個人的には反省しきりのライブとなってしまったが、ビタスマさんの素晴らしい演奏と、お帰りになるお客様の笑顔に救われた一日…。
次回はもっとしっかりしたモノをお見せできるよう頑張ります!
是非またSkywriterに足をお運び下さい!


 → 当日の岸壁ユニットの動画はこちら




■演奏曲目

■共演

Piano Man (Billy Joel)

Just The Way You Are (Billy Joel)

Your Song (Elton John)

She's Always A Woman (Billy Joel)

New York State Of Mind (Billy Joel)

Say Goodbye To Hollywood (Billy Joel)

<Uncore Session>

Yokohama Honky Tonk Blues (エディ藩)


Bitter Smile



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