ライブは、前半と後半の二部制とし、間にそれぞれのソロを入れるという形を取り、前半、後半ともに、ひさ&靖が交互でリードボーカルを取りながら進行する。
アリスの「冬の稲妻」から始まり、シグナルの「20歳のめぐり逢い」まで、それぞれの思いで選曲したグループフォークを並べ、前半最後は私ひさからのリクエストで、靖さんに長渕剛の「素顔」を唄っていただいた。
続いてソロのコーナー。
先攻の私ひさは、普段あまり唄わない井上陽水で纏めてみた。
実は自分的ベストアルバムの上位に入る名盤「氷の世界」から2曲をピックアップしてお届け。
後攻の靖さんは、普段お店でバックギターに徹している曲を「俺にも唄わせろ!」的に熱唱。(笑)
後半は、過去2回の「かぐや姫&風を唄う」から、それぞれ2曲ずつを再演してスタート。
春だから桜の歌を唄おう!と、コブクロの名曲をラストに持ってきたのだが、今年はすっかり散ってしまった後だったというオチがついてしまった。(笑)
嬉しいアンコールでは「待つわ」でお茶目な部分を見せる事も忘れず、最後の最後に「終章」でビシッと決めて、ひさ&靖、最高の気分の中で無事終演と相成った。
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当初の自信満々なコメントはハッタリだったのか!?・・・と突っ込まれても仕方がないほど細かいミスは沢山あったけど、それでもやっぱりこのユニットで唄っていると、とても心地良い気分にさせてくれる。
まぁ二人のこの満面の笑みを見ていただければお判りになるだろう。
演奏の良し悪しは、今回もこのレポートの最後に全曲YouTubeへのリンクを貼っておくので、読者ご自身で判断していただきたい。(爆)
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僕らが若い頃、「フォークソング」というと、とっても暗いイメージがあった。
70年代後半から80年代にかけて、「ニューミュージック」という言葉が定着し、世間の冷たい目から逃れるように僕らはこの言葉にすがったものだが、実のところ、どの辺りが「ニュー」なのか、ジャンルの線引きはどこなのか、僕は未だに解っていない。
今回のセットリストが「フォーク」なのか「ニューミュージック」なのかという議論はさておき、素直な気持ちで唄い、素直な気持ちで聴けば、暗かろうが明るかろうが、必ずその曲は光を放って僕らの心の中に入ってくる。
今は自信を持って言える。「僕はフォークシンガーなんだ!」と。
そんな気持ちを改めて実感できた今回のライブだった。
忙しい中追浜まで駆けつけてくれたオーディエンスの皆さん、
とっても気持ち良く唄わせてくれた相方の靖さん、
みんな、ありがとう!
ほとぼりが冷めた頃(笑)、必ずまたやります。
次回もヨロシクです!
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