ひさピン in 根岸 ～ ベアカフェで弾き語ろう 4 ～ 2017年5月6日(SAT） 根岸　Bear Cafe   あれは確か今年の正月の事だったか…、 いつものようにベアカフェで飲んでいると、店主Bearさんから「5月のライブに出ない？」と声をかけていただいた。 「ベアカフェで弾き語ろう」は、このお店で2ヵ月に一度行われている定例のブッキングライブだが、ＧＷの真っ只中という事で、なかなか出演者が決まらないらしい。 よし、そういう事なら一肌脱ぎますか！？　…どうせ暇だし。（爆） という訳で、その場に居合わせたissyさんと共にこのライブへの出演を決めさせていただいた。 これが呼び水になったのか、当初から参加表明をしていたカン娘さん、NISHI-YAさんに加え、Toshiさん、台湾のかずさんもエントリー！ 期せずして第4回目の「ベアカフェで弾き語ろう」は、気の置けない仲間達の競演と相成った。 開催当日の5月6日、五月晴れの空の下、会場のBearCafeに向かう。 ちょうど開場時刻の午後1時半に到着すると、既にNISHI-YAさん以外の出演者全員が顔を揃えている。 お～、皆さん気合が入ってますなぁ！(笑) その後数名のお客様とNISHI-YAさんが来場し、定刻の午後2時、「ベアカフェで弾き語ろう 4」が開演する トップバッターはissyさん。 当初は2番手の予定だったが、珍しく凡ミスによるダブルブッキング発生とかで、急遽先鋒に。 十八番の洋楽とオフコースのナンバーから、今日は割とスローな曲を中心にセレクト。 2番手はissyさんに変わり繰り下がったToshiさん。 一曲一曲、その曲にまつわるエピソードを紹介しながら唄うスタイルは、これぞ弾き語り！ こういう言い方をすると上から目線みたいでホント申し訳ないが、ギターもリズムも以前より格段に上手くなっている。 3番目に登場したのは台湾のかずさん。 いつものスタイルで超マジメ顔で弾き語り始めたかと思うと、セットリスト中2曲はabiさんとのコラボ。 このお二方、6月3日にぼっけもんで行われるユニットライブに出演されるという事なので、その時が今から楽しみ！ 4番手は本日の紅一点＆最年少、カン娘さん。 いきなりプリプリのナンバーをかまして女の子感満載かと思いきや、続く曲は定番（？）のみゆきがズラリ。 構成力に富んだセットリストは、決してオジサン方のステージングに引きを取らない。 そして5番手として私、ひさが登場する。 こう見えても、本日の出演者6組中2番目の若さ！（笑） 本来ソロでのステージはオリジナルを中心にセットリストを組むのだが、今回はある事情により予定していた曲を1週間前になってほぼ全取っ替えし、全曲カバーで構成してみた。 前出のToshiさんと同じように、1曲ごとに想い出話やエピソードを交えて唄っていったのだが、実は今日のセットリストは、先日急逝したキーボーさんへの哀悼の意を込めたもので、彼が好きだったアーティストの曲、彼との思い出の曲、彼を送る曲で纏めてあった。 ライブ自体が湿っぽくなってしまうので、極力その意向を悟られないように進行していたのだが、流石に3曲目あたりで気付いた方が多かったようなので、4曲目でカミングアウト。 最後に前向きな曲をセレクトして、このステージを締め括った。 ベアカフェではこの14日にキーボーさん追悼歌会が行われるが、残念ながら僕はここに参加できない。 彼への想い、彼との接し方が人それぞれであったように、お別れの仕方、送り方もいろんな形があると思う。 お陰様で今回、このライブの場をお借りして、僕なりの…というか、僕らしい送り方ができたような気がする。 そしてこのライブの大トリとして、NISHI-YAさんが登場！ 和洋織り交ぜて、且つ強弱のアクセントがしっかり決まったセットリストの構成力は流石！ 一曲一曲への入れ込み方と魂の歌唱は、是非見習いたいところだ。 こうして4回目の「ベアカフェで弾き語ろう」は無事その幕を降ろした。 終演後、余韻を引きずりながらすぐにアフターのオープンマイクに突入、 弾き語りあり、セッションありと、珍しくベアカフェに夜が更けるまで延々と歌声と笑い声が響いていた。 いやいや、本番からアフターまで、ホントに楽しい一日だった。 一緒に遊んでくれた皆さん、ありがとう！ こういう肩の凝らない素敵なライブ、いつかまた一緒にやりましょう！ 最後に、今日キーボーさんに贈った曲、 ふきのとうの「君をいつまでも忘れない」の歌詞をここに留め、お別れの言葉に替えさせていただきます。 君をいつまでも忘れない　（作詞：山木康世） 君をいつまでも　忘れない　 ほんの一時の　巡り合わせ さよならを言うのは辛いけど　 みんなここで手を振るよ 君の純粋さに　さよなら　 君の真面目さに　さよなら 君のおもいやりに　もう　 君の笑顔に　さよなら 君はひとりぼっち　星になった　 若くまだこれからと　いうのに 遠く離れて行くその朝は　 みんなここで見送るよ 君の頑固さに　さよなら　 君の負けん気に　 さよなら 君の足跡に　もう 君の泪に　さよなら 君に言われた事　忘れない　 力を 合わせて　人間らしく 人はひとりでは　生きて行けない　 みんなここで生きてるよ 君の優しさに　さよなら　 君の暖かさに　さよなら 君の君らしさに　もう　 君の姿に　さよなら ■演奏曲目 　恋　（松山千春） 　さようなら　（NSP） 　終章＜エピローグ＞　（チャゲ＆飛鳥） 　君をいつまでも忘れない　（ふきのとう） 　夜空ノムコウ　（SMAP） ■競演 　issy 　Toshi 　台湾のかず 　カン娘 　NISHI-YA 　ライブレポート表紙に戻る