岸壁ユニット in 根岸
〜 10th ANNIVERSARY LIVE 「美女と野獣」 〜

2014年7月19日(SAT)
根岸 Bear Cafe



お陰様で我が岸壁ユニットも今年で活動10周年を迎えた。
活動のピークは2009年頃だっただろうか。
殆ど毎週の様にどこかのライブ会場に足を運び、沢山のアマチュアミュージシャンの方々と交流を深めつつ日々楽しく過ごしていたのだが、寄る年波のせいか次第にアップアップ状態になってしまい、その後ライブを意図的に減らし、マイペースで音楽活動ができるよう調整をしていった。
特にここ数年はバンマスにしやんが大阪に単身赴任している関係で、ライブの本数は極端に減っているが、まぁこれこそ我々のスタイルだし、このマイペース感が何とも心地良い。
だからこそ長く続けられるのかもしれないが。

とはいえ、今年は10周年なんだから、多少無理してもキチンとしたライブをやろう!
という事になり、久しぶりに自主企画ライブをぶちかます事にした。
結成当初根城にしていた能見台のライブ居酒屋「ドリーム」はなくなってしまったが、我々にとって第二の故郷とも言えるBear Cafeのマスターに相談したところ、快く会場を提供してくれた上に、共演者としてとっても素敵な女性ユニット「arbre(アルブル)」を紹介していただいた。
こうして、岸壁ユニット活動10周年記念ライブ第一弾として、岸壁ユニット / arbreのジョイントライブ開催が決定した。
題して、「美女と野獣」

週末の横浜でのライブは全く集客力のない岸壁ユニット・・・
今回は実力派のarbreとの共演とはいえ、やはりお客様の入りが気になって仕方なかったのだが、蓋を開けてみればそれもただの杞憂。
開場時刻には満席+αのお客様にご来場いただき、定刻の午後7時、賑々しくライブの火ぶたが切って落とされた。

口火を切ったarbreは、ボーカルのJuncaさんとピアノのsawaさんによる実力派女性二人組ユニット。
岸壁とは正反対のこのユニットとの共演は、演出的にとっても面白い。
オリジナルからカバーまで、その守備範囲は実に幅広く、sawaさんの繊細なピアノに乗せて、時にしっとりと、時にパワフルに唄い上げるJuncaさんのボーカルは、聴く者全てを魅了してしまう。
この実力でキャリア的に1〜2年というから、これからあちこちのライブに引っ張りダコになる事間違いないだろう。
 

そして、その後を受けてステージに立ったのが我が岸壁ユニットだ。
arbreの完璧なステージの後という事に加え、、オーディエンスの中に予期せぬネイティブスピーカーがいたりで、正直心中穏やかではなかったし、何よりもこのBear Cafeのステージには誰もが恐れる魔物が棲んでいる・・・。
当初はそんなプレッシャーもあったが、唄い始めて暫く経つといつものひささんに。
今回は特に新曲を入れる事もなく、この10年間唄い続けてきたお馴染みのナンバーの焼き直しだったので、そういう安心感も手伝ってか、久しぶりの1時間のロングステージだという事をすっかり忘れて徐々にヒートアップ。
最後は酸欠寸前でアップアップ状態に・・・。
折角いただいたアンコールに応える事も出来ず完全に昇天してしまった。
 

何とかひさが息を吹き返したところで、arbreと岸壁がコラボして「ルージュの伝言」を演奏。
ライブ直前、突然のbearさんからの提案だったが、お陰で会場のお客様も巻き込んで大盛り上がりの内に終演することができた。

 

長くやっている分、それなりに素晴らしい瞬間は幾度となく経験してきたが、今回もまた素敵な仲間達と共に、10周年に相応しい最高の時間を過ごす事が出来たと思う。
お集まりいただいたオーディエンスの皆さんと、共演していただいたarbreのお二人、bearさん、そして、今回来場できなかったけど、今まで岸壁ユニットを応援していただいた全ての皆様に改めてお礼が言いたい。
皆さん、ホントにありがとう!

次回10周年記念企画第二弾は11月に都内で!
こちらもヨロシクです!



■演奏曲目

■競演

Piano Man

Just The Way You Are

Honesty

She's Got A Way

Movin' Out

Desperado (The Eagles)

Imagine (John Lennon)

The Stranger

New York State Of Mind

Say Goodbye To Hollywood


arbre




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