JULY ALL STARS & M♂EXPRESS
in サルビアホール

Bear Cafe Freak Presents !
ACOUSTIC SYNDROME Vol.6

2013年7月27日(SAT)
横浜市鶴見区 鶴見区民文化センター・サルビアホール



アコシン4でサルビアホールを使わせていただいてから、この手頃なホールの心地良さにすっかり魅了されてしまい、以来、アコシンの会場をここ1本に絞って抽選に臨んできた。
当然、当選するのは至難の業…と思いきや、何故かそれ以来7月に必ず当選している。
今回も予想通り1月の抽選で見事当選!
以来、6ヶ月の準備期間を経て、アコシン6無事開催の運びとなった。


集合時刻の午前8時50分にサルビアホール玄関に到着すると、今回も既に殆どの参加者が集まってくれている。
みんな気合の入れようがハンパではない。(笑)
いや、主催者としては嬉しい限りだ。

開館するとすぐに荷物を搬入し、早速ステージ作りに取りかかる。
この会場での開催も3度目になるので、出演者もスタッフも手慣れたものである。
仕込み〜サウンドチェックの時間帯は、開演をオンスケジュールで進行できるかどうかが掛かっているので、いつも胃が痛む思いをするのだが、出演者の時短協力とスタッフの手際良さに助けられて、こちらも完璧に予定通り!
いつにも増して余裕を持って開場〜開演の時刻を迎える事ができた。

こうして午後1時ちょうど、ACOUSTIC SYNDROME Vol.6はその幕を切って落とす。


トップバッターを務めたのは「The Memories」のお二人。
ご存知、このライブの冠になっている根岸Bear Cafeのマスター・bearさんと金鶏堂さんのユニットだ。
アコシン3度目の登場で、既にお馴染みのお二人だが、今回はビージーズのナンバーをMemoriesらしいアレンジで、またまたいつもと一味違うステージを魅せてくれた。

2番手は、「ミツダイ」のお二人。
アコシン2以来、3年ぶり3度目の出演だが、このサルビアホールの音楽ホールには初登場となる。
予想していた通り、彼らはこのホールの木の雰囲気がとてもよく似合う。
その透き通ったハーモニーで、アコースティックシンドロームの名に相応しい、とても温かいステージを演出してくれた。


そして3番手に登場したのが、我が「JULY ALL STARS」だ。
アコシン4〜5で「JULY」として出演した「ちい」と「ひさ」のコンビが、今回は贅沢にも豪華バックミュージシャンの協力を得て再登場!
ベースに「The Memories」のbearさん、
ギター&三線に、追浜ぼっけもんのマスターであり、このライブにも「Y&Y」で参加してくれている靖さん、
そして数々の紆余曲折があったが、カホン&パーカッションを快く引き受けてくれたのは、以前岸壁ユニットのパーカッションとして参加してくれたTETSUクンだ。
この面子を得て、「〜ALL STARS」の名前は簡単に決まった。

これだけのミュージシャンに固めてもらえると、歌に集中できるからとっても安心できる。
お陰で、このステージをいつにも増して存分に楽しませていただく事ができた。
今回もJULYらしいステージができたかな。





4番手は、アコシン2度目の登場となる夫婦ユニット「クレープ」のお二人。
ボーカルのゾンピーさんはアコシン4でソロで登場しているから実質的には3度目、奥さんのトトロさんもアコシン3〜4でMCとして活躍してくれたので、もはやサルビアホールに無くてはならない顔のお二人になっている。
今回はトトロさんも演奏に専念して、いつものようにウッディ―で温かいステージを展開してくれた。

5番手は、長渕系ユニット「Y&Y」のお二人。
追浜ぼっけもんで、ソロシンガー「金子洋介」と出会いすぐに意気投合するも、聞けばその実力を持ちながらライブにはあまり出た事がないという。
すかさずアコシン6への出演をオファーすると、マスター靖さんの協力を得て快く引き受けてくれた。
その誠実な唄いっぷりと期待通りのパフォーマンスで会場を沸かせてくれた。、

6番手は、「空飛ぶきりんばんど」の皆さん。
前回に引き続きアコシン2度目の登場だ。
今回はメインボーカルの歌naccoさんに加え、2人のゲストボーカルも登場して、更に賑やかでファンキーなステージを展開してくれた。
使っている楽器はパーカッションとアコギとサックスだけなのに、彼らは本当に温かくて深みのある音楽を創り出してくれる。
今回もそんな彼らの魅力が存分に伝わるステージだった。
 
7番手は、アコシン2度目の登場となる、「Naru & ぷりん」のお二人。
アコシン5で、その圧倒的な説得力で客席を震えさせたお二人だが、その後あちこちで精力的にライブ活動を行っており、実力に更に磨きがかかって、余裕すら感じさせる堂々のステージを魅せてくれた。
やっぱり何度聴いてもぷりんさんのみゆき節はいい!
このホールにピッタリの歌姫だ。


そして8番手として登場したのが、我が「M♂EXPRESS」だ。
アコシン2で本郷台リリスに爆音を轟かせ、何とも場違いな雰囲気に反省しきりのメンバーだったが、その後レパートリーを増やしていくうちにバラードナンバーも充実。
これならイケる…と、楽器編成もサルビアホールバージョンに仕切り直して再登場させていただいた。
このパターンは、新生M♂EXPRESS の4年の歴史の中でも経験した事がなかったので、正直「大丈夫か!?」という不安もあったが、やってみるとこれが意外と楽しい!
客席からの温かい拍手に、メンバー一同気持ち良く昇天させていただいた。





 
9番手は、魅惑のギターサウンド「ハマ弦」のお二人。
今回も気持ち良く3度目の出演を快諾いただいたが、聞くところによると近く解散されるとのこと・・・となると、残念ながらアコシンへの出演はこれが最後となってしまう。
ライブハウスで聴くハマ弦もいいが、繊細なギターの音色が折り重なってホールに響いていく様は、まさにアコースティックシンドロームの真骨頂。
是非またこのステージに帰ってきてほしいアーティストだ。
 
そして大トリを取っていただいたのは、アコシン最多出演記録更新中の「TEAM 'OLU 'OLU」の皆さん。
今回は大勢のフラダンサーを従えての登場、その華やかなステージは圧巻の一言に尽きる。
フラの皆さんの笑顔が、最後まで客席に残ってくれたお客様を和ませているのが、舞台袖から観ていても手に取るように判る。
大トリに相応しい最高のパフォーマンスで、この長い長いライブを締めくくっていただいた。


全グループの演奏が終了するとは、恒例となったSing Out。
今回は長渕剛の「乾杯」を選曲した。
何故この曲が今までSing Outで取り上げられなかったのか不思議だが、こうしてこの曲を出演者全員とお客様が一緒になって歌っていると、達成感充実感でいっぱいになってくる。
誰もがそんな幸福感に包まれながら、アコシン6は無事その幕を降ろした。


 



それから、忘れてはいけないこのお二人!
今回、この長丁場のMCを最初から最後まで頑張っていただいた、みっちゃん&YUKOさん。
前回ハマ弦の歌姫としてステージに上がったお二人だが、今回は専任MCの大役を快く引き受けていただいた。
このライブが澱みなく進行し、大成功に終わったのも彼女たちのお陰だ。
本当に心から感謝したい。

暑い夏の定番行事になった感のあるアコシン・・・。
まずは、この暑い中鶴見まで足を運んでくれた全てのオーディエンスの皆さんに、心からお礼を言いたい。

そして、
撮影スタッフとして協力していただいたissyさん、
PAスタッフとして協力していただいた笠原クン、
過去の経験を生かし、事前準備から運営まで、しっかりバックアップしていただいた鶴見サルビアホールのスタッフの皆さん、
こういった裏方の皆さんの力があってこそ、アコシン6は大成功の裡に幕を閉じる事ができました。
皆さん、本当にありがとう!

最後に個人的な話で大変恐縮ですが・・・
JULY ALL STARSの終演後に、サプライズ企画で私のバースデーを祝っていただきました。
アコシン6回の歴史の中で初めてのこと・・・。
お陰でとても感動的で、思い出深いアコシンになりました。
企画してくれた皆さん、ありがとう!

いや〜、しかし今回もホントに楽しかった!
出演者の皆さんも、みんないい顔してますね〜。
今回も皆さんのベストショット(?)でこのレポートを締めくくります!



■The Memories         

■ミツダイ
 
       

■JULY ALL STARS
 
     

■クレープ
 
       

■Y&Y 
       

■空飛ぶきりんばんど
 
     

■Naru & ぷりん
 
       

■M♂EXPRESS
     

■ハマ弦
 
       

■TEAM 'OLU 'OLU 
     




■JULY ALL STARS 演奏曲目

 中央フリーウェイ (ハイファイセット)

 卒業写真 (荒井由美)

 夢で逢えたら (吉田美奈子)

 涙そうそう (BEGIN)

 島人ぬ宝 (BEGIN)


■M♂EXPRESS 演奏曲目

 134 (角松敏生)

 Ramp In (角松敏生)

 Last Flight (角松敏生)

 You're My Only Shinin' Star (角松敏生)

 No End Summer (角松敏生)

■競演

 The Memories

 ミツダイ

 クレープ

 Y&Y

 空飛ぶきりんばんど

 Naru & ぷりん

 ハマ弦

 TEAM 'OLU 'OLU



DVD収録

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