角松敏生完全カバーバンド、M♂EXPRESSが、実に1年７ヶ月ぶりのライブを行った。
この長い沈黙の間に、一時は空中分解の危機もあったりしたが、何とかこんな我儘バンドを受け入れてくれるハコが見つかり、ライブに向けて集中する事によってその危機を乗り越えてきた。
だからメンバー一同今回のライブに賭ける意気込みは半端ではない。
今回会場を提供してくれたのは静岡県三島市、伊豆箱根鉄道の三島広小路駅近くにある「afterBeat」。
絶品の担担麺を筆頭に、数々の美味しい料理を堪能できる老舗ライブハウスだ。
マスターから、「定期的にライブ企画してみない？」という有難いお言葉をいただき、まずは対バン２組を集めてライブを企画、
名付けて「６月の夜会」。
この企画が継続できるかどうかは、１回目のライブが肝となる訳だから、手抜きは絶対許されない。
台風接近〜梅雨前線の活動が活発化・・・と、事前の予報はあまりよくなかったが、誰の日頃の行いが良かったのか、当日は心配していた雨が落ちて来ることもなく、お客さんの入りも上々！
定刻を少し過ぎた午後６時４０分に記念すべき第一回ライブの幕が切って落とされる。
トップバッターを飾ったのは、３ピースパンクバンド「HIGH-HAT」の面々。
一言で言うと、いや〜、凄かった！
久々に生で正統派（？）パンクのステージを観たが、演奏、アクション、パフォーマンス、どれを取っても手抜きが一切ない。
途中ギターのストラップがブチ切れるというアクシデントに見舞われたが、我々だったら絶対途中で演奏を止めるところを、そのまま継続。
う〜ん、まさにパンク魂炸裂だ。
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HIGH-HAT
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二番手として登場したのは、大人の雰囲気を醸し出すＪポップバンド「KONA WIND」。
編成はM♂EXPRESSと全く同じだが、メンバーの半分が女性という事で、野暮ったい我々と違ってステージに華がある。
もちろん華だけでなく、演奏、構成、どれをとっても実力派の貫禄！
J-POP事情に疎い僕でも何となく聴いた事のある曲が並び、会場全体が心地良い空間に包まれていく。
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KONA WIND
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そして最後に登場したのが、このライブのプレゼンターである我が「M♂EXPRESS」だ。
前回のライブから１年７ヶ月経過しているので、新曲投入はもちろん、前回演奏した曲もアレンジを変えてみたりと、いろいろ工夫を凝らしてみた。
ライブの間隔が開きすぎた為か、今回もペース配分が掴めず、中盤で既にオーバーヒート気味・・・。
メンバーそれぞれ細かいミスが出て、演奏自体はまだまだ課題が山積みだったけど、温かいオーディエンスのお陰でステージは大盛り上がり！
気持ち良く三島の空に昇天させていただいた。
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M♂EXPRESS
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初めてのハコで初めての共演者・・・と、自主企画ライブでありながらアウェー感漂う妙な雰囲気に、当初は少々戸惑ったが、HIGH-HAT、KONA
WIND の二組が会場を温めてくれたお陰で、久々のライブも、演奏力はともあれ、ある程度の満足感を持って締めることができたような気がする。
つきっきりでミキサーを担当してくれたマスターにも大感謝！
あのサイズのハコでは、特にボーカルはミキサーの腕によってストレス感が大きく違う。
最大限にボーカルを生かしてくれるミキシングに、最初から最後までストレス無く気持ち良く唄う事ができた。
さぁ、次は何月の夜会だ！？
今回の反省を次回の糧にして、もっともっと気持ち良くて楽しいライブにしようぜ！
美味しい料理とお酒を提供してくれたafterBeatのスタッフの皆さん、
駆けつけてくれたオーディエンスの皆さん、
ありがとう！
＆次回もヨロシク！
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