ひさピン in Bear Cafe Part2
さだまさしを唄う会U 「がんばらんば」 〜

2012年9月29日(SAT)
根岸 Bear Cafe



根岸界隈で「さだまさし」と言えばこの人!
お友達のゾンピーさんの企画ライブ、「さだまさしを唄う会」に、前回に引き続きソロで参加させていただいた。

場所はお馴染みの根岸Bear Cafe。
さだまさし…というと、一般的には「暗い」とか「軟弱」とかいうイメージがついて回るが、いやいやこれがなかなかどうして奥が深い。
今回は、計8組のアマチュアミュージシャンが参加し、様々なスタイルの「さだまさしワールド」が繰り広げられた。

基本的に有名な楽曲以外殆ど知らないボーカルひさだが、少なくとも1曲位は新しい曲にチャレンジしようと、オファーをいただいた7月位からセットリストを模索、岸壁ユニットやJULYの練習の合間を縫って密かに練習を繰り返してきたのだが…。

9月に入って口の中に大きな腫物ができ、診察してもらった結果、唾液腺の出口に結石ができているということで、なんと!このライブ直前の9月26日に切開摘出手術という事になってしまった。
手術というには大袈裟すぎるくらいの単なる外科的処置なのだが、場所が場所だけに、3日後にきちんと歌えるという保証はない。
主催のゾンピーさんにその旨連絡して、一時は辞退も考えたのだが、太っ腹ゾンピーさんの、「無理せず、できる範囲で…」という温かいお言葉をいただき、そのままエントリーを残してもらう事ができた。

幸いな事に、術後の経過もすこぶる良く、唄う事ばかりか、諦めていたハーモニカも何とか吹ける位に回復。
練習不足は否めない状態になってしまったが、何とかこのライブに参加することができた。

ライブは午後2時にスタートし、主催のクレープ、ももっちさんとご主人による「もも鉄」、t−sakuさん、ともちょこさん、ちいさんと続き、ひさピンの出番は6番目。
持ち時間20分の中に3曲を詰め込み、その後、うさぎさんとゼファーさんによる「うさぎユニオン」、そして大トリのキヨさんに繋ぐ。

それぞれの想いの中の「さだまさし」を、それぞれのスタイルで演奏してくれるこの会は、次に何が出てくるのかがとっても楽しみで、自分のセットリストと被らないかどうか…そんなドキドキワクワク感も重なり、時間の経つのが本当にあっという間の3時間だった。
いやいや、最初から最後まで思いっきり楽しませていただいた。

 
ひさピン

今回の共演者の皆さんは、ホントにみんな芸達者な方ばかりで、単純に完全コピーしているのは僕だけだったような気がする。
特に聴き入ってしまったのは、クレープのお二人のギターに乗せてマンドリンでのインストゥルメンタルを聴かせてくれた「もも鉄」ご夫妻。
ギターとマンドリンのアンサンブルはとっても新鮮で、聴いていてとっても心地良かった。


手術後だったので、アルコールは完全に封印したのだが、それでも存分に楽しむことができた。
企画してくれたゾンピーさん、会場を提供してくれたbearさんはもちろん、わざわざ聴きに来てくれたオーディエンスの皆さんには大感謝!
是非是非また第3回目の企画もお願いします!



■演奏曲目

■競演

 私は犬になりたい

 療養所(サナトリウム)

 案山子


 クレープ

 もも鉄

 t−saku

 ともちょこ

 ちい

 うさぎユニオン

 キヨ





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