JULY & 岸壁ユニット in 栄
〜 Valentine Live Party 〜

2012年2月11日(SAT)
横浜市栄区 Cafe Dining TERA



岸壁ユニットのバンマス・にしやんが、またまた小粋なライブを企画してくれた。
バレンタインデーを前に、気が置けない音楽仲間が集まって、みんなでラブソングを歌おうと言う、何ともにしやんには似合わないロマンチックな企画だ。(笑)
そんなライブパーティに快く会場を提供してくれたのは、何度かお世話になっている栄区の「Cafe Dining TERA」さん。
今回も美味しい料理とお酒で、出演者とオーディエンスを温かく迎えていただいた。

お客様に料理をゆっくり楽しんでいただきたい…というTERAマスターの意向もあり、今回は事前予約制という形を採っていたのだが、開場時刻前から音楽仲間やTERAの常連さんが続々と駆けつけてくれて、開演時刻には超満員の賑わいよう…。
少々窮屈な思いをさせてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいだったが、それでもこのお店に集まるお客さんは、いつも本当に温かい。

開演に先立ち、まずは主催者のにしやんが挨拶。
実はにしやん、大阪に転勤の辞令が出てしまい、来月から単身赴任の身の上になるのだが、冒頭その報告をして会場を驚かせる場面も…。


開演の辞を熱く語る主催者


満員の店内

今回のライブには、2週間前の「ゾンピープレゼンツナイト」と同じく、「JULY」と「岸壁ユニット」の2ユニットで出演させていただいた。
定刻の午後6時半、まずは我が「JULY」のステージでこの熱いライブが幕を開ける。

相方・ちいさんが、前週にインフルエンザもどきの高熱で寝込んでいたこともあり、練習が全く出来ていない状況だったが、前回ライブと全く同じセットリストで臨んだお陰で、心配していた大きなポカもなく何とか誤魔化しつつも切り抜ける事ができた。
「2週間前と同じ…」と書いたが、今回は「税込み300円」ではなく、マジネタの「JULY」として参加…。
当然「あのネタ」は封印。(笑)



JULY



続いてステージに登場したのは「ほっとけぇき」のお二人。
何度見てもこのユニットは素晴らしい。
TAKUYAさんのギターワークとトークは相変わらず冴えまくっているが、最近はYUKOさんのトークとアドリブからも目が離せない。
卓越した演奏力と、豊富なライブ経験に裏づけされた余裕みたいなものだろうか。
会場を爆笑の渦に巻き込んだかと思えば、見事なテクニックで唸らせる…。
そのライブパフォーマンスはいつもながら圧巻だ。


続いて、魅惑のギターユニット「ハマ弦」が登場。
TAKUYAさんのボケにMOTEさんのツッコミ…久し振りにたっぷりと堪能させていただいた。
いや、勿論ギター演奏もピカイチなのは言うまでもない。
会場のお客さんもその演奏力に皆釘付けになっている。
ギターの魅力を存分に楽しませてくれる実力派!
このユニットが休養を明けて大復活してくれた事は、本当に嬉しい限りだ。
しかし、どうしたらあんなにクリアで綺麗な音が奏でられるんだろう…。


4番手はご存知!ハワイアンの名手「Olu'Olu」が登場!
最近のOlu'Oluは、にしやんが加わって益々音の幅が広がり、サウンド全体が更に温かみを増している。
今回は、ボーカル・ろくげんさんが歌詞の意味を一曲一曲解説しながらのステージだったが、笑いのテイストをあちこちに鏤めながらのトークは会場のお客さんを全く飽きさせない。
何よりも楽しそうに歌うろくげんさんの姿が、ボーカリスト目線で見るととってもカッコいい。
最後は「カントリーロード」をお客さんと共に大合唱…かなりしびれた。(笑)


そして、このライブパーティのトリを取らせていただいたのが、我が「岸壁ユニット」だ。
リードボーカルが、ろくげんさんからひさに変わるだけで、ハワイアンテイストはそのままニューヨークの香りに…。(笑)

実は、ビリージョエルのカバーを中心とした岸壁ユニットのレパートリーの中には、「愛」をテーマにした曲は意外と少ない。
という訳で、今回はセットリスト全4曲中、にしやんのリードボーカルによるエルトンジョンナンバーを2曲チョイスしてみた。

前のバンドに素晴らしいパフォーマンスを見せられてしまうと、普通は萎縮して演奏も散漫になってしまいがちだが、適度のアルコールとライブ全体の楽しさが背中を押してくれて、1曲目の「Just The Way You Are」から昇天モードのボーカルひさ…。
いや、本当に魂が入った気持ちの良いステージだった。



岸壁ユニット


最後に「Imagine」を会場の皆さんと一緒にSing Out。
思えばあの大震災からちょうど11ヶ月…この間何度この歌を歌っただろうか。
歌っているうちに胸に熱い物がこみ上げてくる想いだった。

「Imagine」を歌い終わると、期せずして会場からアンコールをいただくオマケ付き。
お客様のリクエストにより、Eaglesの「Hotel California」をフルコーラスで歌わせていただき、夢のような楽しいライブが終演した。

TERAさんでのライブはいつもにしやんに仕切っていただいているが、大阪転勤となると、なかなかこういう機会を作るのも難しくなってしまうだろう。
岸壁ユニットも今までのような活動は出来ないかもしれないけど、決して小休止も解散もしません!
にしやんには足しげく帰浜していただき、今までと何ら変わらぬの岸壁ユニットであり続けたいと思う。
近いうちに大阪公演もあったりして…。(笑)

会場にお足を運んでいただいた全てのオーディエンスの皆さん、
共演してくれた音楽仲間の皆さん、
会場を提供してくれたTERAのマスター&ママ、
そして、何よりも主催者のにしやんに心からお礼を言いたい。
皆さん、素敵な夜をありがとう!!




■JULY 演奏曲目

■競演

 Sweet, Sweet Smile
  (ちいさんカワイイバージョン)

 黒い鷲とカンテレ (季節風)

 月夜のアベック・ランデブー

 この想い永遠に…



 ほっとけぇき

 ハマ弦

 Olu'Olu


■岸壁ユニット 演奏曲目

 Just The Way You Are (Billy Joel)

 Your Song (Elton John)

 Can You Feel The Love Tonight (Elton John)

 Honesty (Billy Joel)





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