岸壁ユニット in 新橋
7th ANNIVERSARY LIVE

2011年4月15日(FRI)
新橋 さんろすLIVE



岸壁ユニット活動7周年記念ライブの第二弾が、サラリーマンの聖地・新橋で行われた。
岸壁ユニットとしては、実に2年8ヶ月ぶりの都内単独ライブだ。

このライブを企画したのは今年の1月くらいだったか・・・
その後の3月11日、日本は未だかつて経験した事のない大災害に見舞われる。
被災地の過酷な現実、先の見えない原発事故処理、繰り返す余震、電力不足・・・
日本中が大きな不安の中に呑み込まれ、各地で行われるはずだったイベントも、広がる自粛ムードの中で次々と中止されていった。

規模の大きな余震も続いている。
このライブも中止した方がいいのでは・・・
と、一時は開催を躊躇したが、みんなで元気を取り戻して普通の生活に戻ることが、この国の経済を活性化させ、ひいては被災地への間接的な支援に繋がると・・・考え、開催を決意した。

開場時刻の午後6時半を回ってお客様が続々と集まってくる。
平日の夜とあって、オーディエンスの大半がそれぞれのメンバーの会社関係者だ。
普段と違う客層に多少の緊張感を覚えながらも、開演時刻にはほぼ満席になった店内の雰囲気に気合を入れなおす。
そして定刻の午後7時、岸壁ユニット7周年記念ライブはその幕を切って落とした。




岸壁ユニット


今回はドラムスのシュウとベースのNob村田が参加。
過去最強と言っても過言ではないメンバーに支えられ、岸壁7年間の集大成とも言うべきライブに臨む。



シュウ


ひさ


Nob村田


せいちろ

ライブは途中休憩を入れながら約2時間の長丁場だが、開始早々から客席は大いに盛り上がり、時間と共に店内は更にヒートアップ!
みんなで元気になろう!
というステージからの投げかけに、会場のみんなが同じ想いを持って一つになれた感覚がたまらなく嬉しい。
この客席との一体感は休憩を挟んでも冷める事無く、最後まで最高のライブを堪能させていただいた。


予定していた曲を全て終了し、最後にアンコール用に用意していた「Imagine」を客席のオーディエンスと共に全員で大合唱。
ステージで歌いながら、思わず目頭が熱くなってしまったヴォーカルひさ、今宵も新橋の夜空に完全昇天。
みんなの熱い想いが天に通じたのか、大きな余震に見舞われる事もなく、無事ライブを終演する事ができた。


未曾有の国難と言われている環境の中で、誰もが多かれ少なかれ心の平衡感覚を失っている。
みんなで元気になろう!
この日集まっていただいたオーディエンスの皆様も、恐らく同じ想いで新橋まで足を運んでくれたことだろう。
そのキッカケとなれば・・・という想いで開催したライブだったが、自分自身もお客様から大きなパワーをいただいた気がする。
本当にやって良かった!

このライブに足を運んでくれた全てのお客様と、会場を提供してくれた「さんろすLIVE」のマスターはじめスタッフの皆さんには心からお礼を言いたい。
皆さん、ありがとう!

そして、会場に設置された東日本大震災への義援金募金にも、多数の温かいお心をいただいた。
ご協力いただいた皆様、本当にありがとう!

この元気があれば、日本は必ず立ち直れるはず!
頑張ろう!ニッポン!
日本の未来には何の憂いもないぜ!



■演奏曲目

■岸壁ユニットメンバー

第一部

 My Life

 The Stranger

 Desperado

 Just The Way You Are

 Pressure

 Allentown

 Piano Man


第二部

 Your Song

 To Make You Feel My Love

 Hard Luck Woman

 Open Arms

 Movin' Out

 Honesty

 New York State Of Mind

 Say Goodbye To Hollywood


アンコール

 Imagine


 Piano / せいちろ(花板)

 L.Vocal & Guitar / ひさ

 Drums / シュウ

 Bass / Nob村田




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