岸壁ユニット in TAP yokohama
金高(カナコウ) De Night 3 動物パラダイス 〜

2011年2月20日(SUN)
横浜元町 TAP



いつも遊ばせていただいている根岸Bear Cafeのマスターから、横浜市立金沢高校OBによる企画ライブ、「金高 De Night」にお誘いいただいた。
決して金高OBではないが、次女が在学中という事で、今回特別に「PTA代表」として枠を設けていただいた次第。
まずはいつも気遣ってくれるbearマスターに大感謝だ。

この企画ライブは今回で3回目とのこと。
当初は「税込み300円」でのエントリーを予定していたのだが、残念ながら相方のちいさんの都合がつかず、急遽岸壁ユニットで出演させていただく事になった。
こうしたゴタゴタにも関わらず、温かく迎えて下さった金高OBの皆様方にも改めてお礼が言いたい。

ライブは午後6時にスタートする予定だったが、開場時刻の午後5時半には既に店内は満席で熱気ムンムンの状態。
予定より10分程早く熱〜いライブがスタートする。

トップバッターを飾ったのはBBQの面々。
詳しいことは知らないが、恐らく今回の出演者中最年長のグループと思われる。
大変失礼ながら、この位の歳になってもお揃いのユニフォームに身を固め、和気藹々と演奏される姿に、ある種の憧れを感じてしまった。
自分も何年か後、こんな風に楽しく歌っていられたら嬉しいなぁ。

2番手はYokohama Daytime Walkersの皆さん。
能見台ドリームでお友達になった「きりんさん」率いるバンドで、彼が所属するゴスペルサークルのメンバーで構成されているらしい。
「今日は一番若手!」のつもりで乗り込んだTAPだったが、このチームの平均年齢の若さには恐れ入ってしまった。(笑)
ゴスペルチームらしい美しいコーラスに、パーカッションやサックスまで入り、実に賑やかで楽しそうなバンドだ。
自分は果たしてあんなに楽しそうな顔をして歌ってるだろうか・・・。
ドリームではあまり見る事ができないきりんさんの姿にまた感動。(笑)

3番目に登場したのは、Kirara
ピアノとボーカルのシンプル2ピースユニットだ。
ユーミンのナンバーをセレクトした後は、会場に歌詞を配って「みんなで歌おう!という心遣い。
このライブを「みんなで楽しんじゃおう!」というスタンスが何とも新鮮だった。
「Top Of The World」に「Let It Be」
大好きな曲2曲を、客席で気持ち良く歌わせていただいた。

4番手はタイガーJセッション
ベアカフェ常連のタイガーアイさん率いるジャズセッションユニット。
噂には聞いていたが、もうプロ級の腕にもう完全脱帽!
・・・っていうか、後から聞いたらプロだって!
うん、納得!!
ドラム、ベース、ギターがそれぞれ抜群のテクを持ち、それが融和しつつ互いの楽器を引き立てる・・・。
な〜んて、ど素人が解説するのもおこがましい。
アマチュアのライブでこれだけのプロサウンドが聴けるのは、メチャメチャお得だったと思う。
しかし、あのドラムのおじさん・・・あんなにカッコ良かったか?(笑)

5番手はパーティの皆さん。
今年還暦を迎えたという金高OBを中心に活動しているカレッジフォーク系賑やかユニット。
メンバーも多いがトークも長い!(笑)
でも、それだけ仲睦まじく活動されているのが手に取るように判るから、これまた羨ましい限りだ。
歳をとってもあれくらい弾け飛んでいたいなぁ。

6番目に登場したのがメモリーズ
このライブのプレゼンターであるbearマスター&金鶏堂さんのユニット・・・もうこのライブレポートではお馴染みのお二人だ。
既にこの時間には足がフラフラする位いい具合に出来上がっていたbearさんだったが、演奏に入るといつもの本領発揮!
先輩方も交じり、恐らく相当気疲れもしてただろうが、そんな事は微塵も感じさせないステージに、このライブにかける意気込みが感じられた。



BBQ


Yokohama Daytime Walkers


Kirara


タイガーJセッション


パーティ


メモリーズ


そして、7番手として登場したのが、我が岸壁ユニットだ。
今回はコア2ピースのみでの参加だったが、前のメモリーズの演奏が始まっても到着しない相方のにしやんにヤキモキ・・・。
実は間に合わなかった時の為に、ソロで歌う準備もしておいたのだが、これが取り越し苦労に終って何よりだ。

急遽決まったライブだったので、一度も合わさずに臨んだステージだったが、キャリアだけは7年と無駄に長くやってるだけあって、何とか「ゲスト」としての面目だけは保てたような気がする。
いつものように、ギターのコードは何度も飛んでしまったけれど・・・。(爆)

しかしいつ歌ってもTAPのステージは気持ちいい。
事前の依頼どおり、ヴォーカルマイクにハウリングギリギリのリバーブをかけてくれたTAPスタッフのサキちゃんにも大感謝!
お陰で声の粗も最小限に誤魔化す事ができ、今夜も元町の夜空に完全昇天!



岸壁ユニット



Mar-Lion

そして、この熱いライブの大トリを取ったのが、Mar-Lionのお二人。
呑んべぇのお二人がこの時間までアルコールをセーブするのは大変だったと思うが、Marさんの天地真理メドレーに始まるステージはかなり気合が入っていた。
特にMarさんのピアノはここ数ヶ月で格段のレベルアップ!
あんなピアノ伴奏で歌えるキーボーさんが羨ましい!
な〜んて書いたら、岸壁バンマスのにしやんに叱られるか。(笑)
キーボーさんのヴォーカルも張りがあって気持ちよさそうだった。


Mar-Lionの演奏後に、金高OBの思い出の曲を、bearさん達も加わったサプライズバンドで演奏。
キーボーさんの粋な演出で、この温かいライブは幕を閉じるのであった。


正直、今日は完全アウェー状態を覚悟してTAPに向かったのだが、到着直後にbearさんが皆さんに紹介してくれたお陰で、本当に心地良く楽しい時間を過ごす事ができた。
懐の深い金高OBの皆様の温かさに、今一度心からお礼が言いたい。

そして、この一見濃すぎるライブに、果敢にも(?)オーディエンスとしてご来場いただいた皆様、
大盛況の会場を切り盛りしてくれたTAPスタッフの皆様、
今日は本当にありがとう!
サイコーに楽しかったぜ!!



■演奏曲目

■競演

 Desperado

 Honesty

 New York State Of Mind

 Piano Man


 BBQ

 Yokohama Daytime Walkers

 Kirara

 タイガーJセッション

 パーティ

 メモリーズ

 Mar-Lion




 ライブレポート表紙に戻る