税込み300円 in 根岸
怪しい男と女のダブルファンタジーナイト 〜

2011年年1月29日(SAT)
根岸 Bear Cafe



結成以来、JAMっぽいライブに出させて頂いたり、おこがましくもゲスト出演などという暴挙に出たりしつつ、場数を踏む訓練を重ねてきた我が「税込み300円」だが、とうとう初の公式ライブに臨む事になった。
このライブレポートにも初登場となる。

場所はお馴染みの根岸ベアカフェ。
2011年初っ端の月一ライブは、男女ユニットばかりを集めた企画モノ・・・
名付けて、「怪しい男と女のダブルファンタジーナイト」。
税込み300円は、決して「怪しく」も「妖しく」もない健全な(?)ユニットだが、初のライブ企画ということで、bearマスターの絶大なるご協力をいただき、怪しい2組の男女ユニットの共演を得てこのユニークなライブが実現した。

この日は日頃お付き合いいただいているアマチュアミュージシャンがあちこちでライブを開催しており、正直このライブにどれだけのお客様が足を運んでくれるか不安だったが、ライブ開始定刻の午後7時にはほぼ満席のお客様にお越しいただき、まずは胸を撫で下ろす出演者一同・・・。

そして、我が「税込み300円」がトップバッターとしてこのライブの口火を切る。




税込み300円


この日は、過去にやった曲を1曲だけ残して、あとは全て新曲に挑戦した「税込み300円」だったが、練習もキチンとこなした筈なのに、何故か本番ではその半分も力が出し切れない「ギタリスト」ひさ・・・。
やっぱりベアカフェのステージには何か得体の知れない魔物が棲んでいる・・・。
シドロモドロになりながらも何とか全曲こなす事ができたが、終演する頃にはフラフラの青色吐息状態・・・。
ご来場いただいたオーディエンスの皆様には大変お聴き苦しいステージを観せる事になってしまった。

前回までのステージで、ライブ自体を少し甘く見ていたかもしれない。
この反省を次回に生かし、必ずやリベンジを誓いつつも、終演後はひたすらアルコールに逃げ道を求める「ギタリスト」ひさであった。


幸いなことに、「税込み300円」の後に、まさに「怪しい」二組のユニットが繋いでくれてライブは盛り上がっていく。


Mar-Lion

ベアカフェ常連のこの2人は、このお店の最大派閥(?)、K高校のOB&OGによるユニット。
キーボーさんのギターとMarさんのピアノで、往年の名曲を並べ、更に2曲のオリジナル曲まで披露してくれた。
特にMarさんの「天地真理メドレー」は、そんじょそこらのユニットには出来ない芸当かもしれない。
この日の為にかなり練習を積んだらしく、演奏力も更にアップしているのが手に取るようにわかった。
ポンチョ姿の下がいかにも怪しかったが・・・何も隠されていないのが残念だった。(笑)


愛のメモリーズ

ご存知、Bearマスターと金鶏堂姐さんの、これまたK高校OB&OGによるユニットがこのライブの大トリを務める。
ご本人達曰く、「加藤和彦のマイナー曲を中心に・・・」とのことだったが、流石あちこちでライブを精力的にこなしているお二人だけあって、その演奏力は今回参加3ユニットの中でずば抜けている。
特にお二人の綺麗なハーモニーは、まさに男女ユニットの真髄!
怪しい男と女のライブを存分に楽しませていただいた。

ライブ終演後は、そのままアフターに突入。
オーディエンスの飛び入りによる演奏が更に続き、最初の税込みのポカも帳消しになる位盛り上がる店内・・・。
こうして根岸の夜は賑やかに更けていくのであった。

今回は情けない位恥ずかしい演奏をお聴かせする事になってしまったが、それでもやっぱりベアカフェに集まってくれる仲間達はみんな温かい。
こんな演奏にも関わらず、大いに盛り上げていただき、正直救われる想いだった。
この想いは必ずや次回のライブに生かして、更に良いステージを目指して今後も頑張っていきたいと思う。

ベアカフェにお集まりいただいたオーディエンスの皆さん、
そして、共演していただいたユニットの皆さん、
お手伝いのタマちゃん、

みんなありがとう!



■演奏曲目

■競演

私はピアノ (サザンオールスターズ)

虹と雪のバラード (トワエモア)

冷たい雨 (ハイファイセット)

流星ワルツ (ふきのとう)

今を抱きしめて (NOA)

浪花恋しぐれ (都はるみ&岡千秋)

ヘイ・ポーラ


 Mar-Lion

 愛のメモリーズ




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