日頃お世話になっている能見台のライブ居酒屋「ドリーム」の常連さん達によるライブが、横浜市金沢区にある金沢公会堂で行われた。
常連さんと言っても、今回は毎月第2土曜日と第3土曜日に行われているカントリー&オールディーズの日のお客さんが中心となっての企画・・・。
岸壁ユニットにとってはあまり馴染みの無い顔ぶれが多かったのだが、ママや常連さん達から温かいお誘いをいただき、ありがたくこのライブに出演させていただく事にした。
思い起こせば、このお店のマスターが亡くなった時に、常連さんの一人が「なんとか追悼ライブをやりたい!」と言い出し、みんなもこれに賛同した。
あれから3年、ドリームが10周年を迎えるこの年に、ようやくそのライブが実現した想いだ。
梅雨の晴れ間が時折のぞく日曜の午後1時、ドリーム10周年記念ライブはその幕を切って落とした。
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カマアイナグループ |
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トップバッターはハワイアンの合同チーム、「カマアイナグループ」の皆さん。
能見台で行われているウクレレ教室やフラダンス教室の皆さんが加わっての華やかなステージだ。
円熟味を帯びたハワイアンのメロディ、特にスチールギターの調べが何とも心地良く会場に響き渡る。
写真にはフラの皆さんしか写っていないが、この直前にウクレレの皆さんが入り、ドリームの看板娘(?)さっちゃんもその腕を披露してくれている。 |
ATTS |
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2番手として登場したのは、凄腕のメジナ釣り師でもある安西さん率いる「ATTS(安西バンド)」の皆さん。
往年の名曲「Johnny Be Good」から、歌謡曲の名曲、更には「なごり雪」まで、実に多彩なナンバーをレパートリーとして持っている。
「音楽にジャンルはない!」と言っていたマスターの言葉を思い出し、思わず目頭が熱くなってしまった。
メンバーがみんなとても楽しそうに演奏していたのが印象的だった。
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そして、3番手として登場したのが我が岸壁ユニットだ。
最近ピアノ&ギターの2ピースで活動する事が多かった岸壁ユニットだが、今回は天国のマスターにも聴いてほしい!という想いを込めて、できる限りのフルメンバーで参加させていただく事にした。
金沢区に20年以上も住んでいながら、実は金沢公会堂に入ったのはこれが初めての事。
かなり年季の入った建物で、正直ちょっと心配だったが、予想以上にステージ上の音回りが良く、とても歌いやすいホールという印象だった。
今回はお初のお客様が多い事を予想していていたので、ビリーの中でも比較的有名な曲をピックアップしてみた。
ドリームのステージがそのまま大きくなったような感覚で、とてもリラックスした中で演奏できた岸壁ユニット。
金沢公会堂のステージを十分堪能させていただいた。
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岸壁ユニット
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キャノンボール4 |
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4番手として登場したのは普段は大阪で活動しているという「キャノンボール4」の皆さん。
演奏開始と同時に、客席最前列にいたウェスタンハットを被った女性達がいきなり踊り始めて度肝を抜かれた。
見た目はカントリーだが、音はロックそのもの!?
ロックとカントリーの融合を目指しているとのプロフィール通り、次から次へと繰り出すナンバーはまさに圧巻。
レパートリーの多さと巧みなステージ運びに、その年輪を感じるユニットだった。 |
ドリーム・バンド |
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そしてこのライブの最後を飾ったのはのは、ドリームのママをリードボーカルに据えた「ドリーム・バンド」の皆さん。
マスターが元気だった頃、二人で仲むつまじく歌っていたナンバーを、このライブのプロデューサーでもある大貫さんをはじめとしたサポートメンバーがバックを務め、あの頃と同じようにとびきりの笑顔でママが歌う。
こんなに弾けとんだママを見たのは初めてだったが、この笑顔を見れただけでもこのライブに参加して良かったと思わせてくれる、とても素敵なステージだった。
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こうして初のドリーム企画のライブは無事その幕を下ろした。
来客数が心配だったが、予想以上のお客様に入っていただき、初めてのライブとしては大成功だったような気がする。
天国のマスターもきっと喜んでくれた事だろう。
今後も機会があれば継続していきたいという事だったので、今から次のライブがとても楽しみだ。
・・・と、その前に、能見台ライブステーションドリーム、
とっても楽しいお店なので、是非機会を作って足を運んでみてほしい。
(お店のHPはこちら。)
今回、このライブに誘って頂いたドリームのママ、
ライブを企画運営して頂いた、大貫さん、稲葉さん、宮原さんをはじめとしたドリーム常連の皆様、
裏方として支えてくれた皆様、
そしてもちろん、会場に足を運んでいただいた全てのお客様に心から御礼を言いたい。
皆さん、ホントにありがとう!
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