ＪＲ横浜線・小机駅のすぐ目の前にあるライブバー「ROJERO」で行なわれたアコースティックライブに、「さぷらいず☆ひさ」としてソロ出演させて頂いた。
このライブに誘ってくれたのは、高校時代の先輩である「アンバサダー・キヨ」さん。
更に共演する「アリスごっこ」のシモさんは、釣りマナー向上委員会協賛サイト「Mini Boat Marina」の管理人さんという事もあり、このお誘いを二つ返事で受けさせていただいたのだが、オファーを受けた時点でMoon-RAYの予定が定かではなかった為、久々のソロライブを決意したという次第だ。
低気圧と前線の通過により、生憎春の嵐となってしまった関東地方だが、ライブ開始時刻の午後８時には店内はほぼ満席の盛況ぶり。
耳の肥えているであろう常連のお客さんが多い中、アウェーで、しかも久しぶりのソロという事もあり、柄にもなく緊張したひささんであったが、出番待ちの間に摂取したアルコールのお陰で次第にリラックス、いつものペースに戻すまでにそう時間は掛からなかった。
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トップバッターは、このお店を根城としている「アリスごっこ」。
その名の通り、アリスのカバーを十八番としているユニットだが、見事なハーモニーと自然なギターワーク、更に爆笑のＭＣと、三拍子揃ったクオリティの高いライブパフォーマンスを見せてくれた。
音楽活動に復帰してまだ間もないと謙遜していたシモさんだったが、味のあるヴォーカルといい、途中持ち替えたマンドリンの腕前といい、長いブランクを全く感じさせないプレイに思わず見入ってしまった。
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２番手は「アンバサダー・キヨ」さん。
彼も長いブランクを経て１年半前に音楽活動を再開したばかりだが、この短期間にすっかり「キヨ・ワールド」を作り上げてしまった感がある。
オリジナルの歌詞の素晴らしさに無類の読書家の片鱗を感じるが、特に郷愁を織り込んだ楽曲には思わず目頭が熱くなってしまった。
先輩の大復活、本当に嬉しい限りだ。
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そして今夜のトリを務めさせていただいたのが、不肖私「さぷらいず☆ひさ」である。
初登場の新人にこの大役が与えられた理由は、ただ単に「歳の順」だそうだが、先輩に言われたら「NO
!」とは言えまい。
今回は久々にソロという事で、「岸壁ユニット」でも「さぷらいず」でも出来ない事をやってみようとセットリストを考えてみた。
名付けて、「さぷらいず☆ひさヒストリー」。
影響を受けたアーティストのナンバーをピックアップして計７曲・・・完全カバー曲中心で勝負してみたのだが、結果これが災いして、演奏内容を自己採点すると１００点満点で４０点程度という体たらくに・・・。
やはり誰もが知っている曲というのはミスが出来ないというプレッシャーが重くのしかかるのだろうか、詞は飛ぶわ、ピッキングは思い通りいかないわで、とんでもない醜態をアウェーで晒してしまった。
しかし、小机のオーディエンスは何とも温かい。
そんな演奏にも関わらず、一曲ごとに心のこもった拍手を頂き、非常にハッピーな気持ちでこのライブを終わる事ができた。
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さぷらいず☆ひさ
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今回特に印象深かったのは、このお店のお客さんの素晴らしさだ。
恐らく、マスターのホセさんの人柄と、スタッフの皆さんの気遣いの賜物だろう。
見ず知らずのミュージシャンの演奏に、しっかり耳を傾けて温かく見守ってくれるそのに姿は、ライブバーの理想を感じる。
目に見えないプレッシャーからも完全に解き放たれたひささん、楽しい仲間たちに囲まれて、例によってアフターは大はしゃぎ状態となる。
大いに飲み、大いに語らい、大いに笑いつつ、最高の時間が過ぎていく。
調子に乗ってアフターで再びステージに立つひささん。
ソロで数曲歌い、次回ライブの宣伝も兼ねて「さぷらいず」でも数曲・・・既にアウェー感は全く無く、リラックスの極致での演奏は気持ち良くて仕方がない。
その後なんとMoon-RAYがソロで歌い始める。
こんなレアなものが見れた今回のオーディエンスは、ある意味かなりお得だったかもしれない。
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さぷらいず |
Moon-RAY |
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今回初めてお邪魔したにも関わらず、温かく家族のように迎えてくれたホセさん、
そして、ここに集う常連の皆さん達・・・
また新しい居心地の良い空間を見つけてしまったような気がする。
そんな機会を作ってくれたキヨさんとアリスごっこのお二人には大感謝だ。
そして、足元の悪い中小机まで駆けつけてくれたかけがえの無い仲間達と、全てのオーディエンスの皆さん、
ROJEROのスタッフの皆さん、
本当にありがとう！
是非是非また遊びに行かせてもらいます！
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