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関内にある老舗ライブハウス「Lazybones」に岸壁ユニットが出演させて頂いた。
声をかけてくれたのはお馴染みのyonたろうさん。
アマチュアミュージシャンにとってはとても敷居の高いお店だが、スタッフの皆さんはとても気さくで優しい人ばかり。
この憧れのステージにようやく辿り着いた岸壁ユニットだが、残念ながら3月いっぱいで営業を終了してしまうとの事。
最初で最後の大舞台を、ファイナルに相応しい納得の演奏で締め括るべく、出演者一同と共に気合いが入る。 |
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朝から春の嵐に見舞われた関東地方、更に3連休最終日の夜という事もあり、予想通り開演時刻が近づいても客足はさっぱりの状態。
それでもこの悪天候の中、関内まで駆けつけてくれたベアファミリーの皆さんには本当に心が温められる想いだ。
本来は、東京を中心に活動している「ブラウンコースト」が共演する予定だったのだが、拠所ない事情で急遽キャンセル。
ピンチヒッターを快く引き受けてくれたのは、一昨日も共演させて頂いた「Olu'Olu」の皆さんだ。
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その「Olu'Olu」が今夜のトップバッターを務める。
急な要請だったので、今回はベースのNobさんが参加できず、6genさんと楽さんの2ピースで、いつものように心地良いナンバーを並べてもらった。
しかし、フラガールを入れた賑やかな演出も出来れば、今日のようにしっとりと聴かせるスタイルも堂に入っている。
どんな状況にも即応できる彼等の音楽の幅広さは、本当に見事で刺激的だ。
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そして、我が岸壁ユニットは今夜も2番手として登場。
今回はカホンのTETSUが仕事の関係で参加できず、クラリネットのわかことコーラスのみっぺを加えた5人編成で臨む。
という事で、セットリストもスローなナンバーを中心にピックアップ、お約束の新曲はKISSの「Beth」をカバーしてみた。
結果的に客席も知った顔ばかりのパーティ状態だったので、憧れのステージの割には緊張感が全くなく、とてもリラックスした雰囲気で演奏ができた。
そういう意味では、とても温かくアットホームで素敵なライブにできたのではないだろうか。
相変わらず細かいミスは多発していたが。
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そして、このライブを締めるのは、プレゼンターの「yon
& mizo」のお二人だ。
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やはりこのお店にいろんな想いがあるのだろう、今夜のyonたろうさんにはいつもにも増して熱いハートを感じたし、ミゾちんの気合いの入れ方も半端じゃなかったような気がする。
誰もが彼等の演奏で胸に熱いものがこみ上げてきたのではないだろうか。
終演前に、bearさん、金鶏堂さん、いちろう16さんをステージに招いて1曲ずつ歌ってもらうという心憎い演出・・・、いや、決して計算された演出ではなく、自然と発せられた彼の気持ちだったのかもしれない。
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そしてそのゲストを見事にサポートするミゾちんのギター・・・。
もう最高の形でyonファミリーのLazybones ライブはファイナルを迎える。
外は最後まで冷たい雨と風が吹き荒れていたが、お店の中は終始とても温かい雰囲気に満ちていた。
こんな素敵な夜を、気の置けない仲間達と一緒に過ごせる幸せ・・・。
今夜も、膨大な明日へのエネルギーをいただいたような気がする。
そんな夜を演出してくれたyonたろうさんとミゾちん、共演してくれたOlu'Oluの皆さんと岸壁メンバー、
何よりも、悪天候の中駆けつけてくれた全てのお客様と、Lazybonesのスタッフの皆さんに心からお礼を言いたい。
皆さん、素晴らしいパワーをありがとう!
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