岸壁ユニット in 風に吹かれて

2009年3月20日(FRI)
大森 風に吹かれて



ベアファミリーである6genさんの企画ライブ、「Wind From Heartland」の第二弾が、大森のフォーク酒場「風に吹かれて」にて開催され、岸壁ユニットが出演させていただいた。
「アメリカン&ハワイアン」と銘打たれた今回のライブには、計4組のミュージシャンが顔を揃え、普段このお店ではなかなか観られないようなライブが展開されるのであった。

トップバッターを務めたのは「yonたろう feat. Moon-RAY」。

当初エントリーしていたハワイアンシンガーのGENさんが都合により出演できなくなったとの事で、ピンチヒッターとしてyonたろうさんに声が掛かった訳だが、どうしても相方の溝ちんの都合がつかず、急遽岸壁ユニットのベーシスト、Moon-RAYをサポートギターに迎えての登場となった。
普段のyon & mizo とまた一味違ったyonたろうワールドは、一夜限りの限定ユニットで終わらせるには惜しい程の出来栄えで、短期間でここまで仕上げてくる彼らの度量には改めて恐れ入った。

二番手として登場したのが、我が岸壁ユニットだ。
大森には「さぷらいず」として何度か出演させて頂いたが、「岸壁ユニット」としては初登場となる。
今回は、コアメンバー3人に、カホンのTETSU、コーラスのみっぺを加えた5人編成で臨み、このライブのテーマである「アメリカン」に沿った形で、毎度お馴染みのビリージョエルのナンバーを中心に、計5曲を並べてみた。
立て続けにライブが重なっていた影響で、「ライブ毎に新曲1曲」という本来の岸壁ユニットのポリシーが実行できずにいたのだが、前回のライブから3週間以上開いたという事で、今回はKISSの名曲「Hard Luck Woman」をセットリストに加えた。
細かいミスは相変わらず多発したが、何よりも暖かいオーディエンスの皆さんと、この箱自慢の音響に助けられる形で、何とか持ち時間を無難にクリア、
今回も気持ち良く終演することができた。


三番手は、このライブのプレゼンターである6genさん率いる「Olu'Olu」の皆さん。
目玉は何と言ってもフラガールだ。


何度かフラダンスを見た事があるが、そんなものとは比べ物にならない、趣味の世界を超えたプロ級のダンスというのは流石の一言に尽きる。
ライブに花を添える5人のフラガールの皆さんに、マスターの金谷さんはじめ、男どもの目はステージに釘付け、
あちこちでフラッシュが焚かれる光景は、あたかもハワイで本格的なショーを見ているような錯角さえ覚える。
もちろん、バックアップするOlu'Olu の皆さんの演奏もいつもながら絶好調!
これぞステージパフォーマンスというライブを大いに堪能させていただいた。


そして大トリを取ったのは、ロースカでも共演させて頂いた AmiIrieさん。

前回と同じく、リードギターにチャーリー西村さんを従えての登場だったが、これまた前回を凌ぐ圧巻ぶりだった。
アミさんのボーカルと楽曲はもちろん、とにかくチャーリーさんのギターが凄い!
活き活きと大胆に、そして楽しそうにギターを弾くチャーリーさんと、深みのあるアミさんの歌に、会場のオーディエンス全てがグイグイと引き込まれて行くのが手に取るように判る。
大トリに相応しい、最高のステージでこのライブを締めくくっていただいた。

毎回同じ事を繰り返している岸壁ユニットと違い、共演したミュージシャンの皆さんは皆大きな引き出しをいくつも持っている。
そういう意味でも、大いに刺激を受け、同時に大いに楽しませていただいた今回のライブ、
企画していただいた6genさんと共演者の皆さん、会場に足を運んで頂いた全てのお客様、そして「風に吹かれて」のスタッフの皆さんに改めて御礼が言いたい。
皆さん、ホントにありがとう!
岸壁ユニットもこれからますます精進せねば!


■演奏曲目 ■競演

 Piano Man (Billy Joel)

 Honesty (Billy Joel)

 Allentown (Billy Joel)

 Desperado (The Eagles)

 Hard Luck Woman (Kiss)

 The Stranger (Billy Joel)


 yonたろう feat. Moon-RAY

 Olu'Olu

 AmiIrie




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