さぷらいず in 「風に吹かれて」 Vol.2
〜風フォークジャンボリー〜

2008年11月23日(SUN)
大森 風に吹かれて



JR大森駅近くにあるフォーク酒場「風に吹かれて」で月に一度行なわれているイベント、「風フォークジャンボリー」にさぷらいずが出演させて頂いた。
さぷらいずとしては2度目の出演である。
今回も声を掛けてくれたのは、ベア仲間のいちろう16さん。
出演する4組は、いずれも大森以外のエリアをホームにしているミュージシャンばかりだから、集客面で大きな不安があったが、いざ始まってみるとほぼ満席に近い状態・・・。
お店の常連さんとそのお友達、あるいはSNSのコミュニティからのお客さん等々、多数の皆様にご来場頂いた。

定刻の午後6時半、トップバッターとして登場したのは「金鶏堂」さん。
今回は特にギターに随分と気合いが入っていて、実際そのテクニックには舌を巻いた。
お馴染みの「競馬場〜」の英語バージョン、そして何よりも目を引いた「You've got a friend」等々、
女性であれだけギターを弾きながら歌えるシンガーはなかなかお目にかかれない。

2番手は「いちろう16」さん。
このお店の素晴らしい音響は、彼の持ち味である「あませつ」に絶対的な効果を発揮する。
ここのところ精力的にライブ活動を続けているので、既に彼のオリジナル曲も会場に浸透しているようで、客席では一緒に歌を口ずさむ姿も・・・。
ミュージシャンとしては羨ましい一場面である。

3組目は「武蔵野あんくる」の皆さん。
今回も女性ボーカルをメインに据えて、50年代〜60年代の懐かしいナンバー中心にスリーピースアレンジで堪能させてくれる。
最初にご一緒させて頂いた時には男性二人のユニットだったが、女性ボーカの加入でその音楽性も大きく膨らんでいる。
次回の共演ではどういうパフォーマンスを魅せてくれるのか非常に楽しみなユニットだ。


そして今回トリの栄誉を頂いたのが我が「さぷらいず」である。
今回は、普段あまり演奏しない曲を、絶叫系からベタベタなフォークまで、全5曲ピックアップしてみた。
途中Rayのシールド不具合によるノイズが多発したり、あまりの音響の良さに乗ってしまったひさのギターの弦が切れたりと、アクシデントも多々あったものの、何とか予定していた5曲を終演、
思いがけないアンコールまで頂き、今宵も大森の空に昇天するさぷらいずであった。





全ての出演者の演奏が終わった後は、アフターライブタイムに突入する。
大森をホームにするミュージシャンや、横浜から応援に駆けつけてくれたミュージシャンが次から次へとステージに上がり、フォークあり、ブルースありと、多彩な音楽に包まれて、「風に吹かれて」は深夜まで賑やかで心地良い時間が続くのであった。

アフターで演奏してくれた方を含め、ステージに上がった全てのミュージシャンの皆さん、大変お疲れ様!
「風に吹かれて」のスタッフの皆さん、そして会場に足を運んでくれた全てのお客様、
本当にありがとう!



■演奏曲目 ■競演

 Escape

 メロディ 〜あの頃のように〜

 雪の道

 朝やけの彼方

 涙化粧


 <アンコール>

 Yesterday's Ballade


 金鶏堂

 いちろう16

 武蔵野あんくる


DVD収録 


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