さぷらいず  Live in 「風に吹かれて」
〜 風フォークジャンボリー 〜

2008年6月22日(SUN)
大森 風に吹かれて


BEAR CAFEファミリーのいちろうさんにお声掛け頂いて、「さぷらいず」が大森にあるフォーク酒場「風に吹かれて」の「風フォークジャンボリー」に出演させて頂いた。
およそ2ヶ月ぶりの公式ライヴとなった「さぷらいず」だが、今回は7月26日に予定されているBEAR CAFE単独ライヴの前哨戦といった位置付けである。

会場となった「風に吹かれて」は、以前河鹿さんとチャーリー坂本さんがライヴを行なった際に初めてお邪魔したライヴハウスだが、ここの音響効果の良さは、まさにアコースティックライヴの為に設計されたようなもの。
それだけにちょっとしたミスも目立ってしまうから、演奏する方の緊張感も並大抵ではない。

生憎、梅雨前線の影響で土砂降りとなってしまった関東地方だが、ライヴの始まる午後5時には大勢のお客さんに集まって頂き、予定通り、このライヴのプレゼンター・いちろう16さんの演奏で幕を開ける。
彼の繊細なギターワークと、甘く切ないオリジナルのメロディラインは、聴いていてとても心に染みてくる。

2番手として我々「さぷらいず」が登場。
今回初披露するMoon-RAY作によるオリジナル曲「さぷらいずのテーマ」でスタート、その後は過去に演奏した曲の中から比較的纏まっているナンバーをピックアップしてお届けした。
現在着々と準備を進めている新曲の数々は、次回のBEAR CAFEライヴでのお楽しみといったところか。

3番手は、「ともちょこ」さん。
BEAR ファミリーでありながら、実は彼女の歌声を聞くのは今回が初めてである。
透明感のある曲と歌声が、今回サポートとして参加したダックさんのギターと完璧にマッチしていて何とも心地良い。
聴いている方はグングン引き寄せられていく感がある。

そしてトリを務めたのは金鶏堂さん。
今回は、リードギターとしてBEARマスターを、またベースとしていちろう16さんを率いての登場である。
本人もギターを弾いているかと思えば、ピアノで弾き語ったりと、まさに八面六臂の大活躍だ。
演奏の方も、金鶏堂さんのオリジナル曲の魅力を最大限に引き出すアレンジで彼女をサポートする。
この辺りは流石気心の知れたBEARファミリーである。

全ての出演者の演奏が終わった後は、アフターライヴとして観客の中から腕自慢のミュージシャンが続々とステージに上がる。
BEAR CAFEの常連さんだけでなく、風に吹かれての常連さんも加わり、会場は超ハッピーモードに・・・。
こうして大森の夜は賑やかに更けていくのであった。

非常に足元の悪い中会場に駆けつけてくれた全てのオーディエンスの皆さん、そして、このライヴを企画してくれたいちろう16さんに心からお礼を言いたい。
お陰で、ブルーになりがちな日曜の夜を、とても幸せな気持ちで過ごす事ができた「さぷらいず」の二人であった。




■演奏曲目 ■競演

 さぷらいずのテーマ

 若葉の香る頃

 メモリーズ

 防波堤で見た景色(BEGIN)

 Yesterday's Ballade

ともちょこ

金鶏堂


いちろう16

DVD収録


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