岸壁ユニット  Live in HAPPY BLUES
〜 presented by yonたろう 〜

2008年5月6日(TUE)
関内 Bar HAPPY BLUES
横浜市中区常磐町3−27-3ラパンビルディング 201
TEL 045-663-9015

Bear Cafeの常連であるyonたろうさんのライブに遊びに行った際、当のyonたろうさんから関内でのライブ出演のお誘いを受けた。
当初は「さぷらいず」で・・・というお話だったが、相方のMoon-RAYが生憎仕事で来浜する事が不可能だった為、急遽「岸壁ユニット」でお世話になる事になった。

会場となったのは、JR関内駅から程近い「Bar HAPPY BLUES」。
元来ライブハウスではなく、「良い音楽を聴きながら静かにお酒が飲めるバー」なのだが、月に一度、小さなブルースライブを開催しているという。
客席数は少ないが、とにかく雰囲気最高で、マスターも気さくでとても温かい、ちょっとした隠れ家的なバーである。
ここに自前のアンプやマイクを持ち込んでのミニライブという事で、総合プロデュースはyonたろうさんが務める。

出演したのは6組のミュージシャン達。
その中で岸壁ユニットはトップバッターの栄誉を頂いた訳だが、これはyonたろうさんの綿密なる演出によるもので、登場するミュージシャンが皆それぞれジャンルが異なる為、結果、見ている方も、演奏する方も、飽きる事無く最後まで大いに楽しめる内容となった。

今回の岸壁ユニットは、花板とひさのコアメンバー二人だけの編成で、この形での公式ライブは、2006年7月以来だから、実に約2年振りという事になる。
当然、ピアノとギター&ヴォーカルという編成だから、演奏する曲目もビリージョエルのナンバーを中心としたしっとり系を並べる事になる。
yonたろうファミリーの温かい声援にも助けられ、気持ち良く、そしてリラックスして演奏する事ができた岸壁ユニット、
前回の「Yankee's」での雪辱を見事晴らして、最高の30分を務めあげるのであった。

岸壁ユニットに続いて、「6gen」、「yon & mizo」、「Stupid Coolers」、「いちろう16」と登場して、大トリの「Hawaiian Gen」で今回のライヴは全て終了する。
(各ユニットの詳細は下記の競演者の項を参照。)
岸壁ユニットの終演後は、心地良いサウンドと美味しいお酒、そして仲間達との楽しい語らいを堪能して、充実のうちにゴールデンウィークに幕を降ろすひさと花板であった。

最後になってしまったが、今回のライヴを企画して声を掛けてくれたyonたろうさん、そして会場を提供してくれたHAPPY BLUESのマスター、競演していただいたミュージシャンの方々、そして何よりも、貴重な時間を割いて我々の演奏を聴きに来てくれた全てのオーディエンスの皆さんに心からお礼を言いたい。
皆さん、楽しい時間をありがとう!




■演奏曲目 ■岸壁ユニットメンバー

 The Stranger (Billy Joel)

 New York State of Mind (Billy Joel)

 Just The Way You Are (Billy Joel)

 Imagine (John Lennon)

 Piano Man (Billy Joel)

 ひさ (A.Guitar & Lead Vocal)

 花板 (Piano)


■競演
6gen
繊細なギターワークと滑らかなヴォーカルが心地良く調和したソロシンガー。
ウェストコーストからハワイアンまで、アメリカンソングを幅広く持ち歌としながら、時にオリジナルもこなすオールラウンドプレーヤー。

yon & mizo
今回のライヴのプロデューサー、yonたろうさんが主宰するユニット。
二人の絶妙なギターワークと、yonたろうさんの渋いヴォーカルが最高にカッコいい実力派ユニットである。
今回は全てオリジナル曲で構成したとの事だが、そのクオリティの高さは圧巻である。

Stupid Coolers
女性ヴォーカル・安歌音(あかね)ちゃんを擁するアコースティックユニット。
現代風の詞と曲を軽快に、時にソウルフルに歌う安歌音ちゃんを、ギターの省吾君がしっかりサポート。
白楽近辺でゲリラ的にライヴ活動をしている。

いちろう16
Bear Cafe常連のソロシンガー。
フォークからブルース、コミカルなナンバーからスイートなラブソングまで、彼のオリジナル曲の幅広さと美しいメロディーラインには舌を巻く。

Hawaiian Gen
フラダンスもこなすという本格派ハワイアンシンガー・Genさんが、今回は高校時代の先輩であるバロンさんのサポートの下、軽快なトークと本場ハワイアンで会場を大いに沸かせてくれる。
各地でライヴを続けていると言うので、一見の価値あり!




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