キーボードの花板の地元・本郷台で、毎年恒例の「イルミネーション点灯式」が行なわれた。毎年花板所属の別バンド「いでたちリバーバンド」が出演しているのだが、メンバーの都合で今回は召集不可能との事で、ひま人ばかりの岸壁ユニットがその代役を務める事になった。
当初はメインイベントである点灯式の直前、一番盛り上がる時間帯での出演スケジュールだったのだが、なんせ真冬の野外は初体験のメンバーばかり、恐れおののいて出番を比較的暖かい昼間に変更してもらったのだが・・・。
見事に晴れ上がった空を見て、「やっぱり昼間にしてもらって良かったね」と安堵していたメンバーだったが、出番の直前から俄かに風が吹き始め、本番中は立てた譜面台が倒れてしまう程の強風に・・・寒いのなんのって・・・。
防寒対策としてギターを持っていない時は左手だけ手袋をはめて暖めていたのだが、これも焼け石に水状態。
岸壁の次の出番が地元警察関係とあって、途中主催者側から強引な巻きが入り、更に目の前ではお祭りのイベントである餅つきまでおっ始まる始末・・・。
シドロモドロの演奏と目の前で起こっている状況に混乱してしまい、予定曲目を2曲もカットして、見事冬の空に散華した岸壁ユニットであった。
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