当店取り扱い商品、特殊ウールバッグの使用法のお問い合わせが多いので、使用方のご説明。
 特殊な繊維を使った厚手のマットを袋状に縫製したオリジナル商品です。一般のウールマットに比べて格段に細かい微細なゴミも濾し採ることが出来る上、その形状から水は100パーセント確実にこのマットを通過します。汚れたウールマットの上を水が転がり落ちるだけといったことが決してありません。又、汚れたら繰り返し洗ってまた使える為非常に経済的です。濾材の詰まりの改善、サンプ槽の沈殿物の減少、スキマーの汚れの軽減などに抜群の効果があります。
大サイズ 500o×250o ¥6825
小サイズ 500o×120o ¥3780 
特殊ウールバッグは、大サイズ(500o×250o)、小サイズ(500o×120o)の2種類のサイズがあり、50リットル前後の水槽で、小サイズ×1。150リットル前後の水槽で、小サイズ×2、又は大サイズ×1。500リットル前後の水槽で大サイズ×1、又は大サイズ×2が大体の目安です。良くゴミを取るという事で、サイズが不十分だと詰まりが早く、水がオーバーフローしきれずに水槽から溢れますので、十分余裕をみて選択してください。取り付けパイプ径は、小サイズがVP、VU−40まで、大サイズがVP、VU−40〜65までです。複数使用時はチーズ等で振り分けるようにします。パイプには輪ゴムで止めるのがお勧めです。サンプ槽、濾過槽、ウールボックスの大きさに合わせて、ハサミ等で短く切断しても使えます。
写真は大サイズです。大サイズのみ口が絞ってあります。小サイズは口の絞りはなくストレートです。
小サイズを切断した例。 ウールバッグの中にパイプを差し込み、輪ゴムで止めます。
 サンプ槽にはほぼそのまま、濾過槽、ウールボックス等には現在使用しているウールマットの代わりに取り付けるようにするのがいいと思います。配管の仕様、状態によって個々に加工が必要になる場合があります。
直接サンプに取り付けた使用例です。サンプ槽の沈殿物は、ウールマットの使用時に比べ格段に減少します。
ドライ濾過槽、ウールボックスへの取り付け例
 バイオボールの上にウールマットを敷いて使っている濾過槽です。ウールボックスへの取り付けもほぼ同じ要領で。
 この場合、水槽からの排水パイプがボックスのセンター落しになっているので、それをサイド落しに変更します。
 変更したパイプをエルボで横に振りました。ここでは更にシャワーパイプにして、なるべく均一に水がバイオボールに行き渡るようにしましたが、そのままエルボに取り付けても結構です。配管を接着する際、エルボ、シャワーパイプはウールバッグの脱着ができませんので接着しないようにして下さい。
 シャワーパイプにウールバッグを輪ゴムで取り付けて完成です。
 ドライ濾過槽、ウールボックスが大きいものに複数取り付ける際は、チーズ等で振り分けて使用するようにします。
 1トン水槽のドライ濾過槽へ大サイズ4枚を振り分けて使用している例。
 取り付け当初は、どのくらい詰まりが早いか解りません。1週間に1回ぐらいは点検してください。詰まりすぎると水がオーバーフローしきれずに水槽から溢れますので、十分に注意して下さい。2週間から1ヶ月に1回洗浄するぐらいがお勧めです。又、膨らんだ特殊ウールバッグが、サンプ槽、濾過槽、ウールボックスの蓋を押し上げ、水が蓋を伝って溢れる事もあるので注意して下さい。
直接サンプに取り付けた使用例。かなりウールバッグが膨らんだ状態です。早めに洗濯してあげましょう。
詰まって膨らんだウールバッグが濾過槽のフタを押し上げて、水がフタを伝っています。非常にまずい状態です。こうなると水が外に溢れ出るので大至急洗濯しましょう。
 繰り返し洗って何度も使えますが、手もみの洗浄ですと繊維が潰れて詰まりが早くなったり、変形(伸びてしまう)してしまいます。優しく洗ってください。出来れば手で軽く濯いだ後、洗濯機で濯ぎ洗いをして脱水するようにして下さる事をお勧めします。
不明な点、ご質問などありましたら、お気軽にお問い合わせください。
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