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       香港旅行アドバイス



☆空港から市内までの交通について

 
速いのはエアポートエクスプレス(AEL)、一番安いのはバスと地下鉄を乗り継いでなどといくつも手段はありますが、
もし九龍側ホテルに滞在されるならお薦めなのはエアポートバス。
少しでも長く香港を楽しみたいという人の場合、どのみち帰りは時間が計算できるAELを使うことになるのですから、
時間に余裕がある行きにバスはいいですよ。
 
オール2階建てで一番前に座れば景色もより楽しめますし、香港の目抜き通りネイザンロードも通ります。
僕が初めて香港を訪れた時、このネイザンロードのごちゃごちゃとした熱気とビルだらけの息苦しさに仰天した記憶があります。
残念ながら今は建て替えや開発も進み、
昔の香港らしさはそれほど感じなくなりましたが、それでも列車よりはいいですよ。
 
AELの場合は市内に近づけば近づくほど昔は何もなかった埋め立て開発地を走りますので香港らしい風景を拝むことは出来ません。
 
但し、香港島側のホテルに滞在される方は、AELの方がいいかも。
九龍から香港島に抜ける海底トンネルはいつも大渋滞ですから。時間が勿体ないかも^^
 
☆トラムとスターフェリーの薦め
 
この二つは絶対乗って下さい。どんなに交通機関が便利になろうとも、この二つは香港の顔です。
ちなみにどちらもオクトパスカードは利用できますよ。
 


☆レストラン情報
 
今回はマンゴープリン食べ歩きというのが一つの目的でしたので、どこの店でもデザートはこればかり。
 
T.糖朝
 
香港人にマンゴープリンと聞けばまず名前が挙がるのがこの店。観光客も多いが地元民も溢れてる。
で、実際ここのマンゴープリンは絶品☆ 味わいを説明するよりは是非ご自分で体験しに行ってください!
デザートはもちろん充実してるが、どちらかというと気取らぬ食事屋さん。
お粥、ヌードル、炒め物などメニューは充実していて、ランチタイムは行列が出来る。が、回転が速いのでそれほど待たない。
広東語で書かれた紙メニューには、品名のところに〔 〕があり、そこに注文する数量を書いて手渡す方式。
紙資源の無駄かもしれないが、省時間&簡潔明快という意味では合理的だ。
日本語メニューは言えば出してくれる。地元民メニューと値段は同じなので安心していい。
注文のお勧めは、周りで食べてる香港人のテーブルを見回して、美味しそうなテーブルに押しかけて紙メニューを広げ 
「WHAT?」と料理を指差しながらずーずーしく大声で聞くこと!!
英語が通じなくてもこれでイミは通じます。喜んで教えてくれるよ^^
昨年初めてこの店を訪れた時は、日本語メニューの存在も知らず、この押しかけ問答で料理を決めました。
海外でこれが一番外れのない注文の仕方かな☆
 
ちなみに東京青山や二子玉川にも支店がありますが、ここ香港とは似ても似つかぬ全く別物といっていい。
日本の「糖朝」は、まず雰囲気からして高級感覚だし、肝心のマンゴープリンも見てくれも別物なら味も遠く及ばぬ
ただのそこら辺のマンゴープリンなのだ。要注意!!
 
U.許留山
 
マクドナルド感覚のデザート屋さん。
『ジャンボレストラン』のウェイターにマンゴープリンのお勧めを聞いた時、『糖朝』の次に名前が挙がったのがこの店。
食べてみたけど糖朝とは路線が違うので比べようがない^^
向こうは食べ物屋だが、こちらはアメリカを思わせるファーストフード。マンゴープリンなんてバカデカイ。
食べてるうちに飽きちゃうよ〜。2人で一人前がいいかも。3時のおやつにちょっと入るにはいいかも。
 


V.ジャンボフローティングレストラン
 
市内観光付きツアーで香港を訪れた場合、食事に立寄るかどうかは別にして香港島南側エリアで必ず立寄るスポット。
一レストランがどうして有名スポットになってるかって? それは日没後に訪れたらわかります。
海の上に輝くギンギラギンのネオン。これはもう煌びやかというレベルを超えてます。
誰もが知ってる=噂が飛び交うですが、このレストランの噂は賛否両論です。
概してツアーで行かれた方には評判悪く(不味い)、個人で行かれた方の評判はいい。
初めての香港ツアーで訪れた時、この店の外見を見てそのまま通り過ぎて以来、この店で食事をするのが僕の念願でもありました。
両極端の噂も、真実を確かめたい気持ちに拍車をかけてました。
 
インターコンチネンタルホテルのクラブラウンジで、コンシェルジュにお願いして予約をとってもらいました。
そのコンシェルジュから手渡されたのがこの予約カード。ここまで作ってもらえれば、お店で言葉が通じなくても安心ですね^^ 
(気持ちチップをコンシェルジュに渡したのは言うまでもありません)
 
スターフェリーで海峡を渡り、セントラルから2階建てバスに揺られ25分ほどで に到着。
ここから渡し舟に乗り、10分ほどで相変わらずキラキラのレストランに着きました。
はじめはダイニングに通されましたが、陽気がいいのでテラス席に代えてもらいました。潮風が心地いい^^
 
日本語メニューのほか、いつものように比較の為に広東語メニューも持ってきてもらいました。
なんと日本語メニューの方が分厚い! というよりは広東語メニューは品数が少なすぎる。。。
こんな時、英語ぺらぺらのちゃまの存在がありがたい。
何とこのレストランでは、お客が食べたい素材や調理方法などを店員と相談しながら決め、
その客のリクエストを料理人がアレンジして料理を出すのが普通とのことでした。
つまりメニューは、代表的な料理しか載せておらず、その値段が一つの基準ですよ という意味合いでしかないのだ。
ウェイター氏によると、こうした注文の仕方というのは何もこのレストランに限ったことではなく、香港では至って普通とのことだ。
ホテルのレストランでもそうか?と尋ねると、おそらく大抵のレストランは
同じなのでは? という返答だった。
(ちなみにホテルに戻って聞いてみたら、インターコンチネンタル香港も素材がある限り対応するとのこと)
これまで10回近く香港に渡航しときながら知らなかった〜〜〜〜〜!
今後香港に行く時は、自分が食べたい魚の名前や調理方法を広東語でメモ書きするようにしよう^^
 
で、出てきた料理ですが充分いけます! 海老はプリプリだし、野菜料理の四川風もピリッと辛味が通り過ぎて
ほのかなソースの味わいが残るような。
どの料理もしっかりした味付けでぼけてなく、火の通し方もいい。
ツアーでの評判が悪いのは、結婚披露宴料理と同じで一気に作り置きしとかなきゃいけないからでしょうね〜。
 
そうそう初めて行かれる方へ。僕らは  から渡船でレストランにアクセスしましたが、このルートだと
レストランのサイドから近づく形ですのでネオンの凄さがイマイチです。
もう一つ  からも渡船が出てますが、こちらは正面から近づいて行きますので圧巻です。
是非是非  から乗船してください。
 
W.店名を漢字で表記できないので、右画像およびホームページ参照 http://www.winglaiyuen.com.hk
 
今回の香港旅行で一番のアタリレストラン。
この九龍ホンハムエリアは観光客が来るようなエリアではなく、感じからいうと光が丘団地のようなニュータウン。
(東京の方しかわからないね。ゴメンナサイ) 団地が林立し、その住民向けにショッピングセンターが形成されてる。
このエリアのランドマークかどうかはわからないが、帆船の形をしたジャスコがあり、その隣のグルメビル2階にこのレストランがあります。
清朝の宮廷料理人が開いたお店で坦坦麺が有名。麺好きのちゃまがすっかりハマってました。
博多長浜ラーメンのような細麺にまとわりつくようなスープ。日本のスープとは違う味わいですが
虜になる人はいるんだろうなぁという味。(と書くんだから僕はハマりませんでした^^)
 
注文する料理全てが美味い! もう何食べたか忘れちゃいましたが、とにかく注文する全ての料理が庶民的な味わいで美味かった☆
高級レストランの味ではありません。普通の人が普通に食べて美味しい料理屋さんです。だから値段ももちろん庶民的!
今度香港に来た時も絶対来ようと二人で誓ったレストランです。
 
そうそう日本語メニューはありました。広東語メニューと値段も品数も同じですので安心して見て下さいね。
 
X.ワンハーバーロード
 
どの旅行ガイドを見てもすこぶる評判のいいグランドハイアット香港の中華メインダイニング。
もちろん美味しいには美味しいんだけどねぇ、、、料理にインパクトがない。
ホテルというのは世界中から人が来るので、一流ホテルになればなるほど、そんな全ての人の味覚に
対応できる味わいを出さなければならない。例えば半ナマの方が美味しいと料理人がわかってはいても
世界には生の料理を好まない人の方が多いので出すことができない。つまり最大公約数的な味を
出すということは、
思い切った冒険は出来ないわけで、そこがホテルレストランの使命であると同時に
限界でもある。
そんな制約に、このレストランもどっぷりはまってる感じです。
だからどんな味わいだったか忘れてしまう=記憶に残らない料理でした。
 
そうそうマンゴープリンは贅沢極まりない一品でした。写真をみればわかるかな。プリンの要素より100%マンゴーで、
あたかも食べるフルーツでした。
間違いなく逸品ですが、個人的には糖朝の方が好き。これは好みの問題ですね^^
 
日本語メニューは料理が全て決まってる3種類のコースだけ。ところが広東語(英語)メニューのコースの方は、
前菜・主菜が何品も選択肢があって、自分が食べたいものを選ぶプリフィクススタイルになってます。
4人くらいいる時は単品料理を頼むのもいいけど、2人くらいの時は値段的にもコースになると思うので、両メニューの検討をお薦めします。



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