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 旅行 

宿泊情報・・・海外編  テニアン

   テニアン・ダイナスティホテル
宿泊部屋タイプ スタンダード ツイン
日時 2005年9月27日(火)から1泊
申し込み形態  インターネット  
プラン名 インターネットプラン 1室125ドル Tax10%別途
カード利用
URL or TEL
http://www.tinian-dynasty.jp/
日本での予約センター 03−5781−5531


〜〜〜〜〜 カジノも有名だが、ファミリーには最適なリゾートです! 〜〜〜〜〜

まずテニアン島がどこにあるのか、そこから始めよう。サイパンから南わずかキロに位置しています。
サイパンやグアムには街もあればショッピングも楽しめますが、テニアンには何もありません。
およそ喧騒とは無縁の世界で、車にすれ違うこともまばら。島内に信号もなかったかも。
戦前派のかたはご存知かもしれませんが、あの原爆を搭載した米軍戦闘機ミグ21はここテニアンから飛び立ちました。
そんなテニアンの魅力は何と言っても海。スキューバーダイビングをする方には天国と聞きます。
そんな何もない島に不釣合いの巨大リゾートホテルが10年ほど前に誕生。それがテニアンダイナスティホテルです。
もちろん何もないところにグアム・サイパンクラスの大型ホテルを作ったところで客が来ないわけで、ここの売りは何といっても
カジノ。ブラックジャック・ポーカーを初め、ソウル並みの広いフロアーで様々なテーブルゲームが楽しめます。
僕はここのカジノが大好き。アジアのような殺気立ったガツガツした雰囲気がないし、ディーラーも陽気でのほほんとした方が
多い。それにとりわけ日中は人が少ないので煙草の煙に悩まされることもなく、リゾートしながらのんびりゲームも楽しめるのが
たまらない魅力です。
カジノに日本語スタッフはいますが(何人か日本人ディーラーもいます)、フロントでは終始通じませんでした。

申し込みはインターネットを通すのが一番安いです。サイパンからテニアンまでの往復高速船込みで1室125ドル。
税金入れてもこれだけのリゾートホテルに一人70ドルで泊まれてしまうのです。こんな穴場って他にはないですよ☆


T.部屋タイプについて


男二人でのカジノ旅。当然ツインを予約した僕らを待っていたのは何とダブルベッド。。。いきなり
固まってしまいました。フロントに戻って「We are not ゲイ!」とまくし立てましたよ^^ 
ゲイという言葉はどうも万国共通らしく、フロントスタッフはげらげら大笑い。
これが日本なら腹立つところだが、向こうのスタッフが爆笑するのは嫌味にならないから不思議^^

ホテル自体は海に面してはいないので、特に景観は気にすることもないのですが、ファミリーの
場合はプール側をチェックインの時リクエストするといいと思います。
(インターネットでの予約の場合、眺望リクエストは通らない)
プールで楽しんでる姿が眼下に見えますから。

部屋はスタンダードで充分な広さ。30u以上はあると思います。
ベッドは硬めで快適に眠れます。
洗面台・風呂・トイレは残念ながら一体型。また、シャワーも浴槽内についてるタイプです。
浴槽にお湯が張るまでは時間がかかります。シャワーの水量は強く快適。

クラブフロアーはありません。

U.リラクゼーション施設

宿泊者は自由に屋外プールを利用できます。プールにはウォータースライダーが2基あって、
小さな子供も楽しめるようになってます。
グアムやサイパンのウォータースライダーからすると随分小型ですが、大人でも楽しいですよ^^

エンペラーサウナなるスパ&サウナの施設もありますが別途有料です。午前中は閉まっていて
(14時からの営業)、2日目に行こうとしましたが残念ながら体験できず。
プールサイドのベッドで転がってのんびりするのも可能ですが、紫外線を遮るものがないのであっという間に
真っ赤に焼けてしまいます。
ごろりと本を読みながら日光浴というには向いてません。
V.ホテル会員システム 

◇カジノVIPカード
 
これはホテルの会員というよりはカジノ会員というべきものなのですが。。。
ラズベガスでもソウルでも、カジノのお客さん向けにコンブ(コンプリメンタリーの略?)なるシステムをとってます。
つまりより長く高い賭け金で遊んでくれた客に、宿泊代や飲食代などホテルでの利用費をサービスするというものです。
もちろんカジノ予算がいつも2万円に過ぎない僕にはあてはまりそうもない話なのですが、このホテルでは使う使わないに
かかわらず2000USドルの見せ金があれば、会員になれるそうです。
僕の同行者が会員になったので、その手続きを紹介してもらいましょう。

  VIPカードを作りたいとホテルフロントで言うと、カジノへ連れていかれ、見せ金(※注1)を
  キャッシャーで渡します。私はTC(トラベラーズチェック)で3000ドル現金1500ドル
  を預けました。TCはパスポートを預ければ、ノーサインでOKです。
  VIPカードと小切手みたいなものを渡されました。小切手を一番最初についたテーブルでチップ
  と交換になります。
  プレイ時間はだいたい、夕方4時間、夜4時間、朝3時間くらい。
  ベット額(※注2)はいろいろ、やりましたが、だいたい50ドルくらいですかね。
  こんなもんで、部屋代がただになるとは驚きです。

      ※ 注1 見せ金とは、あくまでもとりあえず預けるお金のことです。つまり使わなければそのまま戻ってくるわけです。
              同行者の場合は計4,500ドル預けたわけですが、VIPカード会員になるためには2,000ドル以上でよいらしいです。
            2 ベット額とは1回のテーブルゲームに付き賭ける金額のことです。


このVIP会員になると、それだけで部屋代が一室90ドル前後に割り引かれます。つまり極端な話カジノで全く遊ばなくても、
旅行の期間中2,000ドルを預けておくだけでこの恩恵を享受出来るわけです。その上の特典を受けられるかどうかはカジノでの遊び方次第。
僕の同行者の場合は1泊で上記のようにカジノで遊びました。その結果、なんと宿泊代も飲食費も無料に☆
もちろん部屋ベースでの話ですから、当人ばかりでなく同室者の僕まで無料です^^
 
W.カジノ

冒頭で紹介した通り、気軽にゲーム感覚でカジノを楽しむ派にとっては理想的とも言える環境です。
ブラックジャックの最低賭け金は5ドル。負けても充分楽しめるレートです。
ちなみにこの旅行の直前のソウルカジノで惨敗した僕ですが、ここではまたもや勝たせてもらいました。
200ドルの予算が700ドルに。ソウルの負け分を取り返して余りある勝利でした。おまけにVに記した通り、同行者のコンブで
宿泊代も食事代も無料に。こんなウハウハ、あるんですねぇ^^

X.交通手段

@高速船

 サイパン・テニアン間を1時間で結んでます。なぜこんなに時間がかかるかというと、それぞれの港の位置関係から。
 サイパン港は細長い島の真ん中くらいに位置してますし、テニアン港は島の南に位置してます。だから両島が近くても
 時間がかかるのです。
 この高速船、宣伝の謳い文句は次の通り。
 『高速フェリーは揺れも少なく、すぐそばを飛び魚が滑空したりカモメが群れで飛んでいるのを楽しく見てるうちに到着。
  船に弱い人も全く問題ない。』
 見事に美辞麗句に包まれてますが要注意!!
 ジェットフォイルなので揺れませんというのがまず嘘。サイパン・テニアン間の海峡はいつも波がうねっていて、昔から
 泳いで渡ろうとした人々の命を奪ってきた名うての荒波です。
 このジェットフォイルに僕が乗ったのはこれで3回目ですが、いずれもよい天気だったにもかかわらず揺れました。
 ジェットフォイルが他の船に比べて揺れないのは事実ですが、この航路においては揺れは覚悟してください。
 外の景色を楽しく見てるうちにというのも嘘。船の窓を全く清掃してないため、塩分だか水垢で窓が覆われて曇りきってます。
 窓際に座って目を窓につけたって景色はほとんど見えません。おまけに高速船なので外に出ることも出来ず。
 荒波の揺れとも相まって、船に弱い方は酔うこと必死です。避けた方がいいですよ〜。
 
 テニアンの港には船の到着にあわせホテルの無料送迎バスが待ってます。

A飛行機

 フリーダムエアーがちっちゃな8人乗りのセスナ機で、両島を10分で結んでます。体重で座る座席が決まります^^ 
 運がよければ(悪ければ)パイロット席での着座になります。
 おもちゃのような簡素な飛行機ですから、ちょっと風があるとゆらゆらします。それを楽しめる人と恐怖を感じる人と
 両極にわかれるでしょう。
 側面ばかりでなく前方の景色も楽しめるのは狭いセスナ機ならではですね。
 運賃は一人35ドルくらい。安いんですよ!
 なお、ダイヤは一応決められてはいますが、あってなきが如くのようです。つまり客が集まればどんどん飛ばすし、
 集まらなければなかなか飛ばないとか。
 予約は出来ない(完全先着順)なので、乗り継ぎの航空機のある場合は冷や冷やもんです。

Y.総評
 
ホテル正面から出て左側に歩くと、ホテルから徒歩5分のところにビーチがあります。
ここには水中眼鏡をもって絶対に来てほしい。
右側に泳ぐと15メートル位ですぐ岩場がありますが、ここの魚の多いこと多いこと。50センチ以上の
おっきい魚からカラフルな熱帯魚まで群れをなしてます。シュノーケリングを楽しむにはこの上ない環境ですよ。
僕はシュノーケリングセットなんて持ってないのでいつも水中眼鏡だけで泳いでますが、ここには2日間とも来て
楽しみました。是非体験してください!

ドライブを楽しみたい方、テニアンではスクーターがお薦め。バイクは危険という方もここでは是非。
何たって車がまるで皆無ですから危険じゃないのです。
確か1時間10ドルくらい、1日借りても25ドルくらいだったと思います。二人乗りも出来ますよ!

男二人ということもあって行きませんでしたが、ホテルの夜のバーベキューも楽しそうでした。
次回テニアンに行く場合は絶対バーベキューと誓ったのでした。

インターネットの設備は一切ありません。


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