グルメ会食いしん坊旅行記

☆冬の札幌定山渓温泉旅行  2005年12月10日(土)〜11日(日)
参加メンバー : 【金曜出発寝台列車利用】 みどりん・やまじゅん
                       【土曜出発往復航空機利用】さち・abebe・ほその・Ron・ookubo・ARI



☆日程表

9日(金) 16:50 上野発ー(寝台特急北斗星1号)→
                車中 B個室 泊
======================
10日(土) →4:24 札幌着

ランチ  海鮮料理『北のグルメ亭』
観光(「白い恋人パーク」)
8:00 羽田発ー(JL1007)→9:30 新千歳着
10:19 新千歳発ー(JR快速)→10:55 札幌着

ランチ
 ・皆さん:味噌ラーメン『味の三平』
 ・ARI:フランス料理『ル・ジャンティオム』
14:30前 全員で合流
14:30 札幌中央バスターミナルー(ホテル無料送迎バス)→16:00頃 定山渓温泉

 夕食はみんなで部屋食
                                  定山渓グランドホテル瑞苑 泊
11日(日) 観光班(スキー班以外) スキー班(abebe・ARI)
ハプニングにより午後小樽着

観光&小樽鮨
ハプニングにより札幌国際スキー場断念

午後小樽着
小樽天狗山スキー場にて1時間だけ初滑り
札幌散策
 16:30〜18:30頃
   
大通公園で開催中のホワイトイルミネーションやミュンヘンクリスマス市を楽しむ
   
その後、テレビ塔歓談組と味噌ラーメン突撃隊に分かれる

19:25 札幌発ー(快速エアポート192号/指定席)→20:01 新千歳着
20:50 新千歳発ー(JL1038)→22:25 羽田着

さてさて、今回の旅行では往路の交通手段が寝台列車と航空機と二組に分かれました。札幌で無事合流となったのですが、寝台特急はもちろん航空機利用の前日に上野駅を出発しています。
みどりんとやまじゅんが利用したのは、一人用B個室寝台『ソロSOLO』。

1.寝台特急北斗星1号の物語

   ⇒ みどりん&やまじゅんさんの語る北斗星

    
    ・古い客車ということもあり、よく揺れた〜
    ・東北に入ってからの雪景色が美しかった
    ・食堂車は一人客も多い。男女共にマニアック系の
     変な人多し!
    ・初めは函館で降りて観光するつもりが、結局札幌まで
     完乗してしまった。。。
    ・↓ 食堂車『グラン・シャリオ』でのディナーの数々。一番右は朝食かな?
     

12月10日

2.北海道最初の食事は・・・それぞれのランチ

羽田空港で全員遅刻なく集合し、機上の人となった一行は予定通り新千歳空港からJRを乗り継いで札幌に到着。こから現地幹事の細野君先導で大通公園近くのラーメン屋さんへ。大通公園は札幌駅から地下鉄で一駅の距離なのでみんなでぞろぞろ歩き。まだ路上にほとんど雪は見受けられないものの、まるで冷蔵庫の中を歩いてるようで寒い寒い! さっちゃんなんかまるでエスキモーみたい。
このラーメン屋さん、半ラーメンがメニューにないので、この後フレンチを控えるARIは食べるのを断念し、みんなと別れてフレンチレストランに向ったのでした。ということでラーメン屋レポートは細野君に^^

 ◆味噌ラーメン 〜『味の三平』  http://ramen.gnavi.co.jp/shop/jp/h014400n.htm

   
「味噌ラーメン」を頂きました。美味かった!麺は親父、スープは女房、具は子供達、その通り
   だと思う。それぞれ喧嘩せず一体となって出来上がった一杯。はい、おまち!と出てきたままの
   状態では普通のらーめんをちょっと美味しくした程度の味
   だった。スープは味噌と葱ときゃべつの旨みが良く出ていて、
   まろやかであっさりと静かな感じの味だった。しかし
   カウンターにちょこっと置いてある唐辛子味噌を入れると味が
   変貌した。入れて良かった。この場合はいい意味で変貌した。
   唐辛子味噌はお客の好みもあるからデフォルトでは入れない
   のだろう。素直に少し辛くなったのだが、深いコクのある
   味わいで辛さがたまらなく美味かった。食べるたびに
   もう1口欲しくなる美味さだった。一気に食べてしまった。(by 細野)




『味の三平』でエネルギーを充たした皆さんは、寒い市内をぐるり駆け足観光した模様です。この間僕は下欄にある通りフレンチを堪能してたので様子は写真でしかうかがい知る事しか出来ません。数ある写真の中から抜粋してお届けします。


一方、当初の函館見物予定をやめて札幌に来ていたみどりんとやまじゅんは、この時間市内を回ってたそうです。そんなみどりんから2箇所のレポートです。

 ◆海鮮料理 〜『北のグルメ亭』  http://www.jyogaiichiba.com/kitano-gurumetei/

  海鮮丼が、ほんとに美味しかったので是非ご紹介したいです。
  ほんとに感激のお店です。加えてここにいらしたら
  「しまほっけの開き」もご賞味くださいね。
  比較もできないほど美味しい逸品です。
                                                                (by みどりん)


 ◇「白い恋人パーク」  http://www.shiroikoibito.ishiya.co.jp/index_j.html

  こちらは銘菓「白い恋人」で有名な石屋製菓の工場を、ヨーロッパのお城風にしてある
  夢のあるスポットです。「白い恋人」の製造過程が見学できるほか、ヨーロッパの名陶の
  展示や、作りたてのチョコレートのケーキやドリンクの楽しめるカフェや、ぜんまい仕掛け
  のショーをみせてくれる時計塔などがあります。
  石屋製菓のお菓子は、六花亭のお菓子と違って、関東でも常設の販売はありません。
  手作りの新鮮さを誇っている会社で、札幌でなければ手に入らない製品が多々あります。
  おみやげに喜ばれることうけあいです。

                                                                                                     (by みどりん)

 ◆フランス料理レストラン 〜『ル・ジャンティオム』  http://www.le-gentilhomme.com/

  この店は僕が信頼する「クラブ・デトラント」の北海道唯一のメンバーであるところから、
  3年前スキーついでに訪れた時から付き合いが始まりました。オーナーシェフ大川さんを
  初めサービススタッフがとっても気さくで、かつホスピタリティに溢れており、いつ訪れても
  居心地いいことから札幌に行く際には必ず立寄る店になりました。
  料理自体は特別に凝ったものではないですが、北海道ならではの食材(蝦夷鹿など)や
  冬ならではの食材(青首鴨など)も必ず用意されていて、客のリクエストにいつでも応え
  られる守備範囲の広さ&力量は感心してしまいます。
  そして何よりも嬉しいのは良心的な価格設定。お店のHPを見てもらえればわかりますが、
  料理とサービスの質からするとコストパフォーマンスが優れすぎてます☆ お手頃な
  ランチコースをベースに、ジビエを食べたいからメインを差し替えて作ってほしいという
  リクエストも喜んで引き受けてくれます。こういう頼み方をすると会計時の伝票が怖いの
  ですが、この店では間違ってもアラカルト代そのまま上乗せなんてことはありません!
  オーナー店ならではの柔軟な対応は客にとって最高のサービスです☆

  とまぁ なが〜い前置きでしたが、たった一人でのこのこ土曜のランチにやってきた僕を
  いつもと同じく温かく出迎えてくれました。この日頼んだのは3千円のコース。
  前菜がカニのパートフィロ包み。カプチーノ仕立てに泡立てられた甲殻類のソースが最高に
  うまかった〜〜。今度来た時、再度リクエストしなければ! 
  そうそう料理で一番コストがかかるのは実はソースだって皆さんご存知でしたか?
  フランス料理店に行って料理を食べた後ソースを残してるお客さんをよく見かけます。
  あぁ〜何てもったいない! 今度来た時は千円追加して、このソースをたっぷりかけて
  もらいましょう^^
  フォアグラのフラン ラビオリ仕立てを挟んでメインは牛頬肉の赤ワイン煮。ビストロなんかで
  よく見かける料理ですが、ここでは上質の肉をじっくり煮立ててあって、フォークだけですっと
  切れてしまう柔らかさの中にも噛み締めるとボリュームある赤ワインの染み透った美味しさが
  口いっぱいに広がってサイコ〜〜! 

  ちょうどメインを食べ終わった頃、ラーメン組のみんながぞろぞろやってきました。そう、
  okubo・細野・Ron・abebe・さっちゃんの面々はお茶をしにこのレストランにやって来たのです。
  予め大川さんに「みんながお茶しに来るかもしれませんが構いませんか?」と聞いてみた
  ところ、快く迎えてくれたのです。フランス料理店でケーキとコーヒーだけという経験は
  僕にはなく、また、この店でも初めての経験とのことでした。
  「ところで大川さん、一体いくらくらいでやってもらえますか?」
  「うーん、うちでもやったことないからねぇ。でもうまくやりますから
   大丈夫ですよ〜」 とまぁこんな感じ。

  みんなもワゴンデザートで好きなものを自由に選べる方式で、
  一通りのケーキを食べました。
  さてさて気になる会計ですが・・・何と何とみんなへの請求は1,200円
  (税・サ別)でした。これって・・・ねぇ・・・確かアラカルトの
  ワゴンデザート代が1,200円だったので、飲み物代がまるまる無料
  だったわけで。。。
  ちなみに僕の方は、本来フォアグラのフランの差額上乗せが
  サービスされたばかりか、グラスシャンパンもサービスされました。
  遠隔地からわざわざお運び頂きありがとうございますという気持ち
  なんでしょうが、店側の立場になれば年に一度しかやって来ない
  利益の出ない客相手にサービスしてくれてるわけで・・・。
  ともあれ感謝感謝の気持ちいい一時だったのでした。

  そうそうこの店のもう一つの特筆すべき点を言うと、おもてのサービススタッフが入れ替わらないこと! これは
  レストラン業界では極めて珍しいことです。入れ替わらないということは勝手知ったるスタッフがサービスしてくれるという
  ことで、そこには何にも増した安心感があります。東京で同じようにほとんどスタッフの変動がないというオーナーシェフの
  店と言うと、僕の知る範囲では「シェ・イノ」くらいしかありません。
  スタッフが店に居つく(変わらない)というのも、シェフの人柄や力量を推し量る大きな要素ですよ☆

レストランからタクシーに分乗し、北海道中央バスターミナルへ。ここで今夜の旅館、定山渓グランドホテルへの送迎バスに乗り込んで宿に向ったのでした。バス内で、みどりん・やまじゅんの寝台特急組と合流。大騒ぎしながらの80分のバス旅でした。

3.温泉旅館 定山渓グランドホテル瑞苑

定山渓温泉には10軒以上の旅館があります。その中でここを選んだのは、3月に滞在した時の心地よいサービスとコストパフォーマンスの良さが印象に残ってたからなのですが、一番の決め手はホテル側のサービスの柔軟性でした。
今回我々が使ったのは寝台特急組がJTBのツアー(やすらぎ館利用/部屋食)・航空機組がJALパックのツアー(レストラン食)と、それぞれ使う部屋タイプも異なれば食事場所も異なるという有様でした。それを同じ館の隣り合わせの部屋にし、さらにみんなが一部屋で部屋食にしたいという希望も快く叶えてくれたのです。(航空機組の差額はわずかに2千円強でした)
では、簡単に旅館の紹介をしましょう。

★定山渓グランドホテル瑞苑  http://www.granj.co.jp/top.html

      住所 〒061-2302 札幌市南区定山渓温泉東4丁目
      TEL.011-598-2214   FAX.011-598-5211

  @交通

     川を挟んで温泉街が形成されてる定山渓の一番上流の高台に位置します。
     列車はないので、札幌駅から頻発してる路線バス利用が一般的ですが、何せ空いてる時でも1時間以上かかる
     距離ですからバス停も多く、快適ではありません。おまけに札幌市内抜けるまでが渋滞します。
     渋滞が嫌な人は、地下鉄真駒内駅からバスの方が間違いなくいいですよ。但し本数が1時間に2本くらい(?)と
     少ないので、予め確認が必要です。運行はじょうてつバスです。
     小樽からは一日に2本くらいですが北海道中央バスの路線バスが運行してます。但しこの旅館前までは来ません
     から(湯の町まで)使い勝手は悪いです。
     以上のような立地ですので、ホテルの送迎バス利用がベストです。今回は14時半発でしたが、利用する場合は
     ホテルに確認してください。

  A部屋

     部屋充分広かったです。8名が揃って食事できるくらいですから^^
     部屋にもトイレ・風呂がついてました。もちろん温泉が温泉がひかれてます。
     高台にあるものの真下は川のほか何かあるわけもなく、温泉街は川下の方に目をやらなければならないので、
     景観は大したことないです。むしろ下流に立つ章月グランドホテルの方が美しい景観でした。(ここみて

  Bその他

     昔ながらのゲームセンター・卓球などの遊戯施設、アロママッサージなどのエステもありました。こうした温泉旅館では
     定番のカラオケスナックもあります。体験談についてはこの後をお楽しみに。

  ◆温泉

     到着して、まずは温泉へ。僕個人の温泉の印象は初めて訪れた時と同じですのでこちらを参照してください。

4.夕食はみんなでお部屋食

 今回の食事は全員JTBの部屋食となりました。と言っても意味が???
 ですよね? 僕も最近知ったのですが、大手旅行業者の旅館への
 介入というのは相当のものなようです。今回の食事についても、
 みどりんとやまじゅんがJTBのパックで部屋食のついたプランでしたが、
 ここで出される料理というのもJTBの責任者が試食をしGOサインを
 出したメニューに限られてしまうのです。ツアー参加者がホテル独自の
 ホームページを見て美味しそうなメニューを見つけ、それに差し替えて
 ほしいと願ってもなかなか難しいことのようです。逆に急にその土地の
 希少な美味しい食材が入ったから、お客さんにそれをメインとした
 メニューを食べてほしいとホテル側が願ったとしても、これまた難しい
 ということになる。何故そんなことになってしまうのか・・・それは至近の
 風潮であるクレームや責任処理の問題からのようです。ツアー客が
 ホテルから嫌な応対を受けた場合、クレームを企画旅行会社に
 持ち込んで責任を求めるケースが極めて多いようですね。したがって
 旅行会社としても、クレームに対処するためにも旅館の提供する
 サービスにまで口を挟まざるをえない、それが食事内容にまで干渉する
 結果になってしまうのです。やれ柔軟性がないだの、サービスが硬直すぎる
 だのという不満の一部は、結局のところ我々客の一人一人の行為から出たもので、まわりまわって
 自分達の首を絞めるという悪循環になってるのです。ま、悲しいことに最近こうしたことは
 身近なところで日常茶飯事ですけどね。。。
 あっ、これは悪い方向の視点から見た書き方をしたわけで、逆の見方をすると、旅行会社が
 GOサインを出した=一定以上の品質は保証されてると言うべきであって、あるレベル以上は
 担保されてるという見方も出来るわけです^^

 この夕食、最初並べられた御膳の他に次から次へとぞろぞろと。いや〜食べきれなかったです。
 この料金でこの値段、ありがと〜〜〜 個人的には大大大満足ですっ!

5.燃えた卓球大会!

 さっちゃんの強いリクエストで、食事後 卓球勝負をすることに! 僕は卓球経験と言うと、高校の文化部合宿の時、
 3日間遊びで経験しただけ・・・ 元卓球経験者(?)のさっちゃんに敵うべくもないのですが、ぽわ〜んとしたさっちゃんを
 見てるとどうも負ける気がしなくて^^ で、アイスを賭けることに。と、何とみんながぞろぞろと卓球場へ! 
 みんなもやりたいらしい!
 サーブは1回交代5点先取の勝ち残りルールで始めた卓球大会、ものすごく盛り上がりました! みどりんを除いて
 
みんなどうしてどうして巧い。ookuboの回転サーブや返球にARIはついていけず、回転球を含め返しは最高に巧いものの
 サーブが全く入らない自滅型のabebe、もの凄いスマッシュを決めるも速球返しに弱いRon住職、さすが経験者と思わせる
 鋭い返球を見せるも勝負に熱くなって自爆するさっちゃん。みんな真剣にやってるんだけど誰かが勝ち続けるわけではなく、
 誰かには強いけど誰かに弱いという不思議な構図で均等にまわりました。サンダルを投げ出し裸足で勝負に賭けるRon、
 熱くなっていつのまにかポーズをとってるookubo。ほんと笑い転げた1時間でした。そんな中、うまいんだか下手なんだか
 わからないけど、つかみどころのないミスなし卓球を見せたやまじゅんが、ファイナルチャンピオンに認定されました。
 山なりボールの応酬でジュースの連続だった細野・やまじゅん戦はみんなをほんわかさせる迷勝負で語り継がれる
 ことでしょう。
 なお、やまじゅんには「鉄っちゃん」に加え「卓っちゃん」の愛称が贈られました。パチパチパチパチ。

6.旅館でエステ!

 旅館でマッサージと言うとあんまさんですよね。もちろんこの旅館にも按摩さんのサービスはあります。が、それとは別に
 大浴場の入口にエステコーナーがあり、女性セラピストがアロママッサージをしてくれるのです。
 卓球の後、受けてきました。
 ホテル直営ではなく、エステ会社が場所を借りて営業してるというので本格的な内容です。フェイシャル&フットとか、
 決まったメニューはあるのですが、希望の所要時間と希望のマッサージ内容をお願いしたら快く引き受けてもらえました。
 ちなみに僕が受けたのは背中と腕と大腿のアロママッサージ。これを30分でお願いしたのでした。
 まずは希望のアロマオイルを選ばせてもらえます。いつもの如くローズマリーに決めたのでした。この香り、幸せだぁ〜
 温泉に入り、卓球で身体を動かした後のマッサージ、何て極楽なんでしょう! 女性セラピストも話好きな方で、
 あっという間の30分でした。これで3千円! この安さ、絶対お薦めです☆

部屋に戻ると、abebe・Ron部屋に女性が集まってちびちびやりながら談話してました。酒があるというのに細野がいないっ!
これはある意味大事件なわけでして、自室に帰ってみたら細野とやまじゅんがコソコソ。この二人、何だかエロ話してたらしい!!!
びえ〜〜〜 早く彼女作りなさいっ! (←大きなお世話)
(ちなみにやまじゅんの好みは渡辺満里奈だそうです。。。)


12月11日

起きてすぐ朝風呂に入り、次いで朝食へ。この日はみんなで8時半発の
シャトルバスに乗って札幌国際スキー場へ行き、スキー組はスキーを楽しみ、
観光組はバスを乗り継いで小樽に向う予定なので、8時20分にはチェックアウト
しなければならず。バタバタと慌しい朝なのでした。
朝食はレストランでバイキング。3月と変わらず豊富な内容でした。


7.長い長いバス旅行

雪が吹き付ける中もホテルにバスが横付けされるので快適に乗車。
全てが順調にスタートしたかに思えたのですが、、、
出発して10分くらいで運転手さんからの案内が。
「ただ今 無線が入りまして、国際スキー場悪天候によりクローズ
されましたので、バスは引き返すことになりました」
な、なんと、これは想定外だった!12月でスキー場がクローズに
なるとは。。。 しょうがない、みんなと一緒に小樽に行って
別のスキー場で楽しもう。ま、まてよ、小樽行きのバスは定山渓でも
湯の町というバス停から出るので、ホテルに戻られたらおしまいだ!
(ホテルから湯の町バス停までは、途中急坂も含め吹雪の中1キロ以上
歩かなきゃいけないのです)
「運転手さん、せめて湯の町バス停まで連れてって下さい」
願いが聞きとげられ、まずは一息。

ここから小樽行きのバスは一日2本しかないのだが、ちょうど10数分後に
やってきて乗車。ところがすぐに第二のハプニングが起こった。湯の町から国道に出るまで100メートル弱の上り坂があるのだが、何と何と雪でバスがスリップして登れなくなってしまったのだ! いったん坂をバックで下り、反動をつけて登るも、スリップしながら下りてくる対向車と滑りあって接触しそうになる始末。バスが川よりの崖になるので、車窓を見てたさっちゃんの顔が硬直する・・・「コワい。。。」 
後ろにも前にもにも立ち往生の車やバスが連なり、チェーンをつけることに。今時スタッドレスタイヤは高性能化して、雪国のバスでもチェーンを見かけることが少なくなってきたが、何せタイミングが悪かった。東京でも雨の降り始めは路面上に積もった塵や砂・ゴミなど見えない幕の上に水が溜まるため滑りやすくなるのと同様、雪がなかった路面上に急に吹雪いてドカ雪が積もった為、タイヤが幕の上で雪を滑り飛ばしてしまい機能しない状態になってしまったのだ。
久しく見てなかった重い金属のチェーンを運転手さんは引っ張り出してきてつけ始めたが、かなり原始的なチェーンで全て人力で巻いて引っ張っては余白を少なくして締めなければならない為、一人では厳しい作業となってしまった。バスのタイヤとなると大きさも洒落にならないし。。。 ということで手伝うことにした。が、クリーニングからあげたばかりの白いスキーウェアーの袖口がチェーンの錆であっという間に茶色に・・・ ああぁぁぁぁ

定刻から1時間近く遅れてバスは小樽に向かって再び走り始めた。ルート上には
札幌国際スキー場がある。クローズで滑れないスキー場を横目に通り過ぎるなんて
寂しいだろうなぁなんて思いつつ前方の風景を眺めてると、数台のパトロール車の
くるくる光る回転灯が・・・ ゲッ、なんかヤナ予感が・・・ まさか。。。。
くらってしまいました道路封鎖。。。吹雪と強風で閉鎖になったそうです。通れない
ということはまた定山渓に戻るってこと?? 他に道がないのですからねぇ。
このバスは小樽営業所所属なのでどのみち小樽に帰らざるをえないのだが、
道路封鎖となった今、小樽へは札幌市街を経由して、大回りで3倍以上の距離を
走るしかない。が、定山渓から札幌方面への路線免許はじょうてつバスが持って
いるので、この中央バスは勝手に運行できないというややこしい事態に直面したのだ。
いずれにせよ、スキー組のプランも細野君が企画してくれた観光組のプランも大幅に変更せざるを得なくなった。
「小樽の鮨と札幌のジンギスカン、どちらが食べたいですか?」
多数決の結果、小樽の鮨と決まった。
「運転手さん、どうせ帰るなら、このまま小樽まで乗せてってもらえませんか?」
ちなみに僕らのほかにいた客は、定山渓のバス停で降りていった。運転手さんが
会社に電話して了解を得た結果、前代未聞の路線バス貸切旅行が始まった。
道路はところどころ大渋滞だが、みどりん・さっちゃんをはじめ、東京に帰りたくない
面々は、この悪天候で飛行機が欠航となる可能性に大喜び^^ ところが、、、
1時間経つか経たないかのうちに、あれだけ吹雪いたのが嘘のように雪雲が流れ
晴れてきて、そのうち太陽まで顔を覗かせる始末。あのドカ雪はなんだったんだ・・・。
変わらず道路はは渋滞気味。札幌市街を抜けても、小樽方面への高速道路が
通行止めになってる影響で一般道も交通量が多い。そのうちみんなからトイレの
リクエストが。
「運転手さん、すみませんがどこかトイレがあったら止めてもらえませんか?」
かくてこれまた前代未聞の、コンビニ前で路線バスを止めさせてのトイレ休憩と
なった。そもそも客を乗せて走ってはいけない路線を好意で乗せてもらってるので、
バス会社に迷惑をかけたくない僕としては出来るだけ目立たずすみやかに出発したいと思い、
「観光バスじゃないんだから、トイレ終わったらすぐに戻ってください」と言ったつもりなのだが。。。まさか男も含め7人全員がトイレに行くとは思ってもみなかった。コンビニトイレは一つしかないので長蛇の列に。女性陣によって男は近くのガソリンスタンドのトイレに追いたてられる羽目に^^ そんな訳で全員が用を足すにはどのみち時間がかかったわけだが、その間に何人かがお菓子の買出しをしてきたのには思わず呆然。。。 目立ちたくないのにぃぃぃぃ!!! ううぅ 親切な運転手さんはのんびり待っててくれたけど。

定山渓から4時間半、通常ルートなら50分くらいで着く朝里からバスの営業運転が始まった。ちゃんと放送テープも流れ始めるのだが、偶然うちらのバスの前に2台、中央バスの小樽行きが連なってる関係でこちらにはお客さんが乗ってこない。ので、そのうち運転手さんはテープを流すのをやめてしまった^^ 定山渓から5時間、ようやく小樽に到着。長い長いバス旅でした!
余談ですが、お世話になったドライバーさんに気持ちビール代のお礼をしようとしたところ、「こちらこそチェーン巻きを手伝ってもらったのに」と固辞され、受け取ってもらえませんでした。
ここでスキー組と鮨組に分かれました。

8.小樽にて

 ◇スキー組 〜小樽天狗山スキー場

  全く想定外だったこのスキー場。しかも小樽駅での再集合時間を考えると1時間も滑れない
  事態。それでもスキー場に来たのは東京から重い板を担いできてこのまま帰れないという
  意地でしかありません。が、そんな僕にabebeさんもくっついてきて、それこそ1時間弱の
  為にスキーをレンタルするなんて、abebeは見かけによらず相当なスキーバカに違いない^^
  この小樽天狗山スキー場、日本有数の絶景スキー場として名をとどろかせてます。
  眼下に小樽の街並みと日本海を望みながら、まさに海に飛び込んでいくように滑り降りて
  いけるらしい。山頂は小樽を代表する観光名所として、スキー客ばかりか一般客も数多く
  訪れるスポットだそうです。
  小樽駅からタクシーで10分、千円せずにロープウェイ山麓駅に着いたものの、またまた
  吹雪いてきて視界は不良。おまけにゲレンデは雪不足のため山頂ゲレンデしか開いてない
  という。ドカ雪は今日の話だからなぁ。

  山麓駅で着替えをし、ロッカーに荷物を入れてキーを閉めた。直接ロッカーにコインを
  投入するタイプではなく、予め200円支払って鍵を渡される仕組みなので何度でも出し入れ
  可能なのは便利。だが、、、あれっ、キーがまわらない!そんなバカなぁ
  係員がやってきてガチャガチャやるもロックが外れない。
  「弱りましたなぁ。今日は日曜日で業者休みなので明日でも問題ないですか?」
  「ゲッ、あの〜今日東京に戻るのに航空券が入ってるんですが・・・」
  「そりゃ困りましたねぇ」
  えらいこっちゃ。自分の分だけならともかく、8名全員の分が収まってるのだ。
  すぐに頭をよぎったのは8人分の航空券購入代とロッカーを壊して荷物を取り出した場合の
  弁償代、どちらが安いかの計算だった。そんなこと考えてる場合じゃない。
  係員とロッカーをガンガン叩き始めた。叩きゃぁ治るなんて原始的発想だけど、
  いてもたってもいられないのだ。5分ほど経過・・・カチッ! 
  ハァ、、、叩けば治るもんなのか・・・
  「治りましたね。お使いになりますか?」 もちろん別のロッカーにさせてもらいますよっ!
  キーを廻すタイプは怖いので、もっと旧式のワッカに鍵をはめてキーをするタイプに
  代えました。
  ちょうどいいタイミングで、スキーセットをレンタルし着替えたabebeが現れた。
  「お待たせ。じゃあ行きますか」 ヤレヤレ、abebeは今の胃潰瘍になってもおかしくない魔の
  10分間の出来事をな〜んにも知らないのだ^^

  おもちゃ箱のようなカワイイちっちゃなロープウェイで山頂へ。眼下に障害物は何もなく、
  晴れてたら素晴らしい景色が広がるに違いない。残念ながらこんこんと降り積もる雪で
  何も見えない。
  山頂ゲレンデにはリフトが2本架かってるが、動いてるのは昔ながらの遅いシングルリフト
  だけ。体中に伝わる振動とガーという音が懐かしい。一般のスキー客はほんの数人だけ
  だが、スキースクールの団体さんが40人くらいいた。300メートルほどのゲレンデは
  初級者というより初心者専用といった感じ。斜度が緩すぎて、滑ってる最中は例え晴れてた
  としても景色は望めない。ここからロープウェイの架かってるコースを下まで滑り降りる
  コース&ゲレンデが、まさに日本有数のパノラマとされるのだろうが残念。

  回数券を購入して2人で使ってたが、ちょうど9回滑り回数券がなくなった頃タイムオーバー
  となった。8ヶ月ぶりの初滑りはやっぱり無茶苦茶で、去年身につけた滑りを取り戻すには
  至らなかったけど、今日のハプニング続きを思えば滑れたことで良しとしなければ。

  下山する頃になって雪がやみ、眼下の様子が見渡せるようになってきた。小樽の街並みと
  日本海が広がってる。霧がかった灰色の世界だけど、見れてよかった〜。
  「今日は残念な天気でしたけど、ほんとに素晴らしい景色ですから是非また来て下さい」と、
  ロープウェイに同乗したスクールの先生に声をかけられた。ちなみにその先生によると、
  小樽に道外から客が来た場合、当たり外れのない鮨屋としては蔵鮨運河店に案内する
  のだそうだ。今度足を運んでみよう。

 ◇観光組 〜『魚○』  http://r.gnavi.co.jp/h000301/

   
「スペシャル握り魚丸寿司セット」を頂きました。握りが12点、巻きが1点、それに味噌汁と茶碗蒸が付いて
   2300円はお得。
    ・中トロ ・うに ・えび揚げ ・いぶりサーモン・北寄貝 ・白身 ・茶碗蒸し ・かに手巻き・〆さば ・穴子 
     味噌汁 ・牡丹海老・いくら ・いか ・玉子
   特に、いくら・牡丹海老・北寄貝が美味かった。いくらは好物なので特に美味く感じた。1つ1つの粒がしっかり
   してて口に入れるとぷちっと弾けて美味しさが広がった。絶品。
   牡丹海老は、ついさっきまで海にいたのでは?と思うくらい身が引き締まっていた。身が厚くて口に入れると
   プリプリの食感。新鮮だと身が甘いんだね、と実感する一品。
   北寄貝は、これも自分が好きなので特に美味しく感じた。貝類は口の中で泳ぐ時間がほかのネタよりも長いので
   徐々に美味さが広がっていく過程が味わえた。深い味わいが長く楽しめるネタはいいね、と改めて思う一品。
   魚丸は総席数130席ある大きめのお店。時間が14時だったせいかお客が2組しか居なかった。。 
                                                              (by 細野)


     
小樽駅で合流し、JR快速で札幌へ。小樽が始発駅で発車15分前に乗り込んだのに既にほとんど満席だった。あやうく座れないところだった。時間ギリギリで動く場合には指定席をとっておかなければと学習しました^^
札幌まで約40分、地下鉄を乗り継いで昨日に引き続き大通公園へ。冬のこの時期夕方からホワイトイルミネーションと称して公園全体が彩色とりどりのイルミネーションに飾られてるのでした。またその一角でミュンヘンクリスマス市が開かれてるとか。観光組のみんなにとって、いわば今回の旅の目玉ともいうべきイベントなのでした。
このレポートは僕ではなく、みなさんにお願いしましょう^^

9.札幌ホワイトイルミネーション&ミュンヘンクリスマス市

思えば今回の旅行は、細野邸バーベキューオフの時「札幌ホワイトイルミネーション観に行きたい」というみどりんの一言から計画が始まったのでした。ということは、まさにこの旅行のメインイベントとも言うべきでして。
札幌の中心部を東西に貫く大通公園がその会場。写真の通り雪に映えたイルミネーションに包まれてます。その一角で、札幌と姉妹都市提携したドイツミュンヘンのクリスマス市が開かれてました。このクリスマス市では出店がずらりと並び、ミュンヘンの工芸品やドイツ人による名物の食べ物実演などが行われていて、どこも行列してました。
さてさて僕はどちらかと言うと人工的に作り出された光の美しさにはあまり心惹かれない方でして、「あぁ綺麗だなぁ」で感想終わり。こんなんじゃ皆さんの感動を伝えられないじゃないか〜〜 ごもっともなことで、ここは皆様にコメントをいただくしかないですね。

   ⇒ と思ったのですが、どなたからもコメント頂けませんでした。。。



10.味噌ラーメンと最後のドタバタ

一通り会場を巡り、札幌駅の出発時間までまだ90分近くある。これなら味噌ラーメン食べて
帰れるかも。昨日5人が絶賛した味噌ラーメンを僕とみどりん・やまじゅんの3人は
食べてないのだ。行くっきゃないでしょ!
もう一度食べたいと言う細野と連れ立って4名、ほかの4人と別れてに急ぎました。が・・・
「ゴメン 材料がもうないんだよ〜」
まだ何人もの客が食べてるというのに、ギリギリのタイミングで品切れになってしまったのだ。
悔しすぎる〜
残された時間はわずか、でも味噌ラーメン食べて帰りたい僕らは、急ぎタクシーに乗り札幌駅へ。
5分くらい初乗り料金で到着。
「お客さん、お昼はこの距離40分かかったんだよ。全然動かなくてねぇ」
これを聞き、小樽に行って正解だったと自己満足に浸ったのも束の間、
ばたばたと駅ビル階にあるラーメンショップの集まったエリアに直行。
まるでミニラーメン博物館のような雰囲気。写真写真と騒ぐ細野を横目に
駆け込む。写真よりラーメンじゃ!!

僕が頼んだのは辛味噌ラーメン中辛。最初は良かったけど、後になれば
なるほど辛くて鼻水と汗処理に苦しむ。20分ですするには少々きつい
一品だった。ぎりぎりまで粘って食べたもののタイムオーバー。
会計終わって店を出た頃には列車出発時間まで5分をきっていた。
写真しゃしん〜〜〜 泣きそうな細野を振り払って僕とやまじゅんが
エレベーターホールに駆け込むも、みどりんと細野がシャッター切ってる。
あぁ 1階直通エレベーターが行ってしまった・・・
「写真と列車 どっちが大切なんだぁ〜〜〜〜〜」 
駅のロッカーに預けたみんなの荷物もうちらが出すことになってるのに、、
乗り込んだエレベーターが6階くらいまで各階に止まってく。こりゃ
間に合わないかも。。。僕もやまじゅんも覚悟したが、6階からは
止まらずに降りるにつれ希望の光が。ここからはひたすらダッシュ!
僕には細野がみどりんを引きずってるように見えたが、実は路面が
凍っていて滑りそうになってるみどりんを支えてたらしい。
いずれにせよ二人に構っちゃいられない。みんなの荷物優先だ!!
ホーム下にあるロッカーから引き出したところでジャスト出発時間に
なってしまった。が、何てラッキーだったのだろう、列車が遅れてた。
助かったぁ
ホームは長蛇の列だったが僕らは指定席なので何の問題もない。
無事4人と合流した列車は、3分遅れで出発した。この旅行で一番疲れ、
二番目に安堵した瞬間だった。(一番安堵したのは天狗山でロッカーが
開いた時ね^^)

僕のラーメン談はほとんど何も述べてないのに等しいので^^ ここで細野君の感想を載せときます。

 ◆ラーメン共和国『白樺山荘』  http://www.sapporo-esta.jp/ramen/top.html

   「味噌ラーメン」を頂きました。美味かった。こってりとしたスープに見えたが見た目より重くなかった。
   コクのあるスープはなかなか味わい深かった。
   ただ、「味の三平」が食べられなくて来た店なので正直複雑な気持ち。。一度食べたからいいじゃん、
   と思うかもしれないがもう一度三平が食べたかった。。 
                                                   (by 細野)

うーむ、褒めてんだかそうじゃないのかよくわからないコメントですねぇ。でも細野にここまで言わす『味の三平』ラーメン、今度札幌に行く折には絶対に立寄らねば!
大通公園で分かれた一方のookubo・さっちゃん・abebe・Ronグループは、結局テレビ塔内のラウンジで暖をとりながらしゃべってたそうです。
白雪と光に包まれた夜景を眼下に見ながら過ごす素敵な一時。これがネルトンパーティーならカップル誕生と言うべきロケーションなのですが、我らは食いしん坊同好会ですからね^^

11.東京行きのフライト

新千歳空港でさっちゃんから勝利者ソフトをプレゼントされ、みんな欠航になってほしいと願ったフライトも何事もなく離陸。
座席が僕とみどりさんだけが離れ、他の6名はひとかたまりだったが、みんなにとってこの旅行最後のパフォーマンス『やまじゅん劇場』を楽しまれたようだった。やまじゅんは実は大の飛行機恐怖症。とりわけ離陸時の、表情も次第にこわばり固まってく過程が、本人は心拍数アップでたまらないでしょうが周りからすると楽しいショーになってまして^^ みなさま堪能されましたでしょうか?

千葉上空に差し掛かったところで機長から機内で急病人が出たアナウンスが。次いで「どなたかお医者様はいらっしゃいませんか?」コール。ここまでは僕も何度か経験があるが、この先が初体験の出来事だった。
「ご搭乗の皆様、機長でございます。当機はこのまま羽田空港に着陸いたしますが、着陸後通常より速いスピードでスポットに向け進行してまいります。どうぞご理解ご協力をお願いいたします」
通常の着陸だと、接地後に逆噴射を利用して充分に速度を落とした上で滑走路を離れ誘導路に進入していくのだが、この日は車輪ブレーキだけですごいスピードで滑走路を離脱、誘導路の前で急ブレーキをかけ150度のターン、誘導路に入ると、再びエンジンを廻しスピードを上げては曲がり角の前で急減速。カーブでは車輪がギーギーとものすごい悲鳴をあげてる。こんなの初めての経験だった。この時間は着陸機も多く、このような進入だと前の飛行機に追いついてしまう筈なのだが、全くのフリー走行だったということは、病人の緊急事態に空港管制も全面協力だったということなのだろう。
にしても、これだけの運航操作だと病人にかかる振動も並大抵じゃない。急を要するという一事だったのか、それとも・・・こればかりはわかりませんが。ともあれ皆さんにとっても最後の最後までハプニング続きの忘れられない旅行になったに違いないですね^^

最後に皆様から寄せられたメールを紹介しときますね^^

   ookubo : 皆様お疲れさま。でも なんて楽しい旅行でしたんでしょ! とても楽しかった気持ちの余韻が 
          未だ続いております。
          ラーメン・お寿司 美味しかったですね。久々の卓球、あんなに笑ったことはありませんでした。
          旅行プラン企画作成して頂いたARIさん細野さん始め、みなさんのおかげでなんと楽しい旅行だった
          のでしょう・・・・ ありがとうございます。皆様に 感謝感謝申し上げます。

   みどりん: 定山渓温泉で、さっちゃんや大久保さんもおしゃっていましたが、昔からの友だちではなくネットで
          たまたま知り合ったような人たちと、まして男女混合で、こんなに気を許した旅行にまで出かけるなんて、
          他人が聞けば心配されてもおかしくないような事だし、例えば一人参加OKのバス旅行などに出かけた
          としたら、同じ部屋にされた人がどんな人かもわからないから、温泉の中にまでお財布などを
          持っていかないといけないんじゃないかと用心したり、そんなこともあるけれど、こんなに仲良く信頼
          しあいながら旅行にいける仲間とネットで知り合えるなんて信じられないこと・・というお話しをしました。
          ほんとに、身の回りで、普通に探してもなかなか「友達」なんて簡単にできないものなのに、
          それぞれの方が、しかもネットの世界において、たまたまノックしていただいたこのグルメ会の扉でしたが、
          そこでこんな良い縁が得られるとは、私もとても不思議な気持ちです。

                                                           (年頭メールより抜粋)

   さち  :  北海道旅行に参加されたみなさま、とっても楽しい時間をありがとうございました。
          美味しいラーメン、海鮮丼、温泉、卓球・・・どれもいい思い出ばかり。
          今日の北海道の朝、−7.9度だったみたいです。あれでもまだ、暖かい日だったのですね。
          あー、寒いの大嫌い(><)






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